ウガンダの国連判事、女性を自分の奴隷として英国内に連れ込んだ罪で有罪判決を受ける
2025年3月13日
国連の裁判官でありウガンダの高等裁判所判事でもあるリディア・ムガンベ氏が、若いウガンダ人女性を奴隷として働かせた罪で有罪判決を受けた。 
ムガンベ氏は、被害者を欺いて英国に連れて行き、無給で家政婦や子供の世話をさせたとされる。彼女はオックスフォード大学で法学の博士号を取得中であり、国連の国際法廷にも所属していた。
裁判中、ムガンベ氏は外交特権があると主張して責任を逃れようとした。が、英国では認められなかった。彼女の有罪判決は、現地時間の木曜日にオックスフォード刑事法院で下され、5月2日に判決が言い渡される予定である。

国連およびウガンダの判事であるリディア・ムガンベは、女性を不法にウガンダに連れ込み、奴隷として働かせた罪で有罪判決を受けた。ムガンベは外交特権があると主張して司法を逃れようとしたが、現在はその特権は剥奪されている (@ThamesVP)
Lydia Mugambe, a UN & Ugandan judge, has today been convicted of bringing a woman into the country illegally & then forcing her to work as a slave.
Mugambe tried to evade justice by claiming she had diplomatic immunity, which has now been removed 🚫
👉 https://t.co/g0nVYCPBl7 pic.twitter.com/duzVQET6Jk
— Thames Valley Police (@ThamesVP) March 13, 2025

警官:「残念ですが、現代奴隷法に基づき、他人を奴隷や隷属状態に置いていた疑いで、あなたを逮捕しなければなりません。黙秘する権利がありますが、後に法廷で頼ることになる情報について、尋問時に言及しなかった場合は、あなたの弁護に不利となる可能性があります。」
リディア・ムガン:「オフィサー…」
警官:「あなたが話すことは、証拠として使用される可能性があります。」
リディア・ムガン:「私は自国の判事です。免責特権も持っています。私は犯罪者ではありません。」
警官:「この国で免責特権があるのですか?」
リディア・ムガン:「はい。外交パスポートを持っています。」

警官:「あなたは外交官なのですか?」
リディア・ムガン:「はい。」
警官:「それでは、外交パスポートを確認する必要があります。」
リディア・ムガン:「はい。」
警官:「それから、大使館とも連絡を取る必要があります。もし本当に外交官であれば。」
リディア・ムガン:「私は学生としてここに来ました。彼女は私のために働く必要はありません。私は彼女と一緒に来たわけではありません。彼女は以前に私の家で働いていたことがあり、今回も自ら申し出たのです。」

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