島田洋一議員、LGBT偽装難民問題を国会で追及 チュニジア人男性の難民認定に懸念
2025年4月23日
衆議院の法務委員会において、日本保守党の島田洋一議員は、LGBTを理由に難民申請を行った外国人に関する問題を取り上げ、鈴木馨祐法務大臣に対して質問を行った。
問題となっているのは、チュニジア出身の男性が「同性愛者である」と主張し、日本で難民申請を行ったケースである。大阪地裁はこの男性について、国家による迫害が確認できないとして入管の不認定処分を取り消した。これに対し島田議員は、「チュニジアは日本がアフリカで唯一、ビザ免除措置を講じている数少ない信頼国の一つである」と述べ、「そのような国をLGBT迫害国家と見なすのは問題だ」と強く懸念を示した。

また、チュニジア国内において性的少数者が国家から迫害を受けた事例があるのかを問うたが、鈴木法務大臣は「個別の難民認定に関わる情報である」として、詳細な答弁は控えた。
島田議員は「LGBTの方への迫害はあってはならないが、偽装LGBTによる難民申請が広がれば、制度自体が悪用される恐れがある」と述べ、厳格な審査の必要性を訴えた。また、同様の事例としてウガンダ人女性が難民と認定された件を挙げ、「前任の大臣は個別案件として公に認定を発表しており、今回だけ情報開示を拒むのはおかしい」とも指摘した。
鈴木大臣は「一般論として、裁判で不認定処分が取り消された場合は原則として難民と認定されるが、その後の事情変更の有無も含めて判断している」と述べ、個別事案には回答を差し控える姿勢を崩さなかった。
島田議員はこの件を「制度の信頼性を左右するテストケース」と位置づけ、「今後も注視し、適切な対応を求めていく」と締めくくった。

【島田洋一 衆院法務委員会 4/23】
LGBTを理由に母国では迫害の怖れがあると言えば
難民認定してもらえるとなれば
偽装LGBT難民がどっと日本にやってくる
その扉を開くことをやりかねない状況にある
大坂高裁で不認定処分取り消しとなったチュニジア人に関して… pic.twitter.com/H8JGZuq1Ls— カシミール88 (@kashmir88ks) April 23, 2025

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