米パデュー大学の学生が、ルービックキューブを解くロボットの最速記録を樹立
5月17日
Nypostによると、パデュー大学の学生チームが開発したロボットが、ルービックキューブをわずか0.103秒で解くというギネス世界記録を樹立したと各メディアが報じている。これは、2024年に三菱電機のエンジニアによって達成された0.305秒の旧記録を大きく上回る快挙である。
このロボット「Purdubik’s Cube」は、パデュー大学のElmore Family School of Electrical and Computer Engineeringに所属するマシュー・パトロヘイ、太田淳平、エイデン・ハード、アレックス・ベルタの4名によって開発された。彼らは大学の協同教育プログラム)を通じてチームを結成し、本プロジェクトを推進した。
ロボットは高精度の機械制御、機械学習アルゴリズム、カスタム設計の部品を用いて構成されており、1秒の10分の1を大きく下回る速度でパズルを解くことに成功している。あまりの高速動作により通常のルービックキューブでは物理的に破損してしまうため、内部構造を強化した専用のキューブを開発し使用した。

チームは「さらなる高速化も可能だが、現在の制約はキューブ自体にある」と述べており、解体を防ぐためにパーツを改良したという。
NEW: Purdue students demolish the Guinness World Record for fastest Rubik’s cube-solving robot, solving the puzzle cube in just 0.103 seconds, faster than the blink of an eye.
Insane.
The previous record was set by Mitsubishi Electric engineers in 2024 in Japan with a speed of… pic.twitter.com/f50sjWHWD0
— Collin Rugg (@CollinRugg) May 15, 2025

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