有本香氏、自民党の「ロシア介入論」を痛烈批判 「中国の工作は無視か」
自民党惨敗目前に、ロシアの選挙介入を言い出した自民党議員たち👇
私は基本的にSNS規制には慎重な立場だが、外国勢力の選挙介入への規制は急ぐべき。
選挙介入は巧妙に行われる。自分の得ている情報、影響を受けている配信が、外国勢力からのものではないか見極める目を持ってほしい。拡散すること自体が、日本の民主主義を弱め、国を弱体化することにつながる。
— 細野豪志 (@hosono_54) July 16, 2025
なぜ選挙中に影響工作が起きるのか、について。国立国会図書館調査及び立法考査局より発表されている「デジタル影響工作をめぐる動向と対応」(2024年3月26日)より引用します。…
— 牧島かれん (@makishimakaren) July 15, 2025
日本の選挙にも、外国、とくにロシアの干渉が広がっていると言われています。
「右とか左の両極端をどっちも支援する」ことにより分断を引き起こしたり、あらゆることに疑問を抱かせ、そこに付け込んでフェイクニュースを流す手法です。
民主主義への大きな脅威になりかねません。 https://t.co/f348SayhLG— 河野太郎 (@konotarogomame) July 15, 2025
「こども家庭庁解体論」を執拗に投稿していたアカウントの多数が急に凍結されました。
昨日から外国勢力介入に対する関係性の様々なご指摘があったのでしっかり調査すべきと考えています。— 三原じゅん子 (@miharajunco) July 15, 2025

日本保守党の有本香事務総長は、16日に自身が出演する番組「よる8」で、自民党議員らが唱え始めた“ロシアによる選挙介入”論に対し、痛烈な批判を展開した。
発端は、自民党の平将明デジタル相が15日の会見で「外国勢力の選挙介入の報告がある」と発言したことだ。これに呼応する形で、河野太郎元外相らがX上で「ロシアの影響工作」に言及し、自民党内で陰謀論めいた空気が広がっている。
有本氏はこうした動きに対し、「あえてここではっきり言いたいんだけど、自民党の人たちが、平さんとか大臣クラスがね、こういうことを言い始めて、参議院議員までが喜々としてXでポストしている」と皮肉を込めて指摘。その上で、「SNSの偽情報は確かに問題だが、それ以前に自民党がリアルな意味でどれだけ外国の影響工作を受けてきたのか問いたい」と疑問を投げかけた。
さらに同氏は、中国の脅威に対して自民党が取ってきた“弱腰”ぶりを強調。尖閣諸島周辺に中国の公船が常態的に出没し、自衛隊機と中国戦闘機のニアミスが相次ぐなかで、「それでも『仲良くします』などと繰り返す自民党こそ、中国の影響工作にどっぷり浸かっているのではないか」と痛烈に批判した。

続けて有本氏は、「雨が降ろうが槍が降ろうが北京に行きたい幹事長」や、「日中友好議連」に名を連ねる自民党議員たちの姿勢を「考えられない」と断じ、「SNSがどうこう言う前に、自分たちがどれほどの影響を受けてきたのかを直視すべきだ」と強く訴えた。
また、今回の“ロシア干渉説”についても、「ロシアがアプリなどを使って選挙に影響を与えようとしているのは世界中である話だとは思うが、それ以上に中国の工作ははるかに深刻だ」と指摘。「中国はずっと前から日本に対して工作を行ってきた。それを無視して今さらロシアを持ち出すのは説得力がない」と切り捨てた。
有本氏は最後に、「主張が先鋭化していると批判されるが、それは国民が不安の底に突き落とされているからだ。その原因は、外国人政策を誤ったあんたたち(自民党)自身にある」と語り、根本的な反省を求めた。

国民の不信が頂点に達しつつある中、自民党が陰謀論に逃げ込む姿勢は、もはや政権与党としての責任放棄に等しい。真正面から中国の脅威と向き合う覚悟もなく、証拠も示さずにロシア介入を叫ぶその姿は、政党としての劣化を物語っている。
ブレずに中国問題に触れているのが、
保守党です!!唯一だと思います!!#日本保守党#有本香#全国比例#比例は日本保守党 😊✨pic.twitter.com/ZLSQdOAHms https://t.co/kH5ivmLKoC— にに🩵比例は【保守党】!! (@nininohito) July 16, 2025
(@nininohito)氏のポストより
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