クラウス・シュワブ、資金不正使用とセクハラ疑惑 WEFが法的措置を検討
7月24日
WSJ、FTなど複数メディアが世界経済フォーラム(WEF)の創設者クラウス・シュワブ氏が、組織資金の不正使用や倫理的違反の疑いで調査対象となっていると報じた。告発は内部関係者から提出され、WEFは2025年春にスイスの法律事務所を通じた独立調査を開始した。告発内容には、シュワブ夫妻がWEFの資金を私的に使用し、高級ホテル、個室マッサージ、海外旅行、ファーストクラス航空券などに充てていた疑いが含まれる。
調査によれば、過去10年間で110万ドル以上の不適切な出費が記録されており、若手職員に現金引き出しを命じる行為もあったとされる。さらに、シュワブ氏による職場での不適切発言や女性職員への性的ニュアンスを含むメール送信など、ハラスメントの疑いも指摘されている。

クラウス・シュワブが辞任した理由はこれだった/同氏の財務、倫理上の不正行為でWEFが調査へ
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Reddit、Reuters、FT、Wall S...続きを読む
これらの事実を受け、シュワブ氏は2025年4月にWEF理事長を辞任したが、調査結果には強く反発し、名誉毀損として刑事告訴も辞さない構えを示している。WEF理事会は、年内に最終報告を公表するとし、スイス当局への報告や法的措置の検討も進めている。今回の問題は、半世紀以上にわたり築かれてきたWEFのガバナンスと透明性への信頼に大きな影を落とす事態となっている。
全体として、資金の私的流用、倫理基準違反、そして職場ハラスメントが複数の証拠をもって疑われており、WEFは独立調査を通じて結論を得る方針です。シュワブ氏は辞任しつつも、反論と法的対抗措置を検討中。

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