トランプ大統領とゼレンスキー大統領、和平への道筋を協議 トランプ大統領「1〜2週間で分かる」
8月18日、ホワイトハウスでトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談し、ロシアとの戦争終結に向けた協議を行った。トランプ大統領は冒頭、「殺りくを終わらせ、戦争を止めるための重要な話し合いだ。これまでのところ成功している一日だ」と強調。
アラスカでのプーチン大統領との会談を踏まえ、「プーチンはウクライナへの安全の保証を受け入れた」と述べ、今後は欧州が主に負担し米国が支援する枠組みを構築すべきだと語った。さらに、前線を踏まえた領土交換の可能性についても議論が必要と指摘した。
トランプ大統領は「早期に3者会談を実現させる。最終的にはゼレンスキー大統領とウクライナ国民がプーチン大統領と合意する問題だ」と述べ、恒久的な和平合意は十分実現可能だと強調した。また「この戦いが終わるか続くか、1〜2週間で分かる」とし、合意成立の可否が近く見極められるとの見方を示した。

ゼレンスキー大統領も「領土を含む敏感な問題を3者会談で議論する。安全の保証こそ重要だ」と述べ、トランプの調整努力に感謝を表明。「3国間協議を行う用意がある」とし、プーチンとの直接対話に臨む姿勢を改めて示した。
またドイツメディアは、トランプ大統領が会合中に一時退席し、プーチン大統領と電話会談を行ったと報道。詳細は不明だが、トランプ自身が「一連の会合後にプーチンに電話する」と述べていたことから、和平実現に向けた水面下の調整が進められているとみられる。
今回の会談は、停戦ではなく恒久的な和平を目指すトランプ大統領の姿勢を明確に示すものとなった。ゼレンスキー大統領も協調姿勢を示しており、今後の3者協議の行方が戦争終結の鍵を握る。
(ソース:WSJ、Reuters、Indeiatimes、Thetimes、Theguardian、NHK)

大統領特別補佐官、マーゴ・マーティン
President Trump welcomes President Zelenskyy to the White House 🇺🇸🇺🇦 pic.twitter.com/AUNT7Ayvaj
— Margo Martin (@MargoMartin47) August 18, 2025
FOXニュース記者、ジョン・ロバーツ氏「私は10年以上ホワイトハウスを取材してきましたが、このような会議を目撃したことはありません」
I covered the White House for more than a decade, and never witnessed a meeting like this. pic.twitter.com/ZIIxanJor1
— John Roberts (@johnrobertsFox) August 18, 2025

トランプがNATO首脳とゼレンスキーと一緒に記念撮影をしている最中、彼は彼らの注意を、バトラーでの暗殺未遂の絵に向けた。そして、すべての首脳たちがまるで幽霊でも見たかのような表情をした。
I think this moment was far more important than we realize.
While Trump has NATO leaders and Zelensky in a photo op, he directs their attention to a painting from that day in Butler.
And all the leaders look like they just saw a ghost.
Does Trump know who tried to kill him? pic.twitter.com/MEVSNhb3ig
— Clandestine (@WarClandestine) August 18, 2025

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