トランプ大統領、国連での「三重サボタージュ」を糾弾　エスカレーター妨害で捜査要求

9月24日、トランプ大統領は国連総会出席時に起きた一連の出来事を「三重のサボタージュ」と断じ、関与した職員の逮捕と徹底捜査を要求した。大統領によれば、まずメラニア夫人と共に乗ったエスカレーターが突如停止し、転倒の危険に晒された。さらに演説直前にはテレプロンプターが作動せず、即興で演説を行う事態となった。最後には会場の音響が遮断され、世界各国の首脳が通訳のイヤホンなしでは大統領の演説を聞き取れない状況が生じたという。

トランプ大統領は「これは偶然ではなく計画的な妨害だ」と主張し、国連事務総長に対して直ちに調査を行うよう要請した。特にエスカレーター停止については、英紙ロンドン・タイムズが「国連職員がエスカレーターを止める冗談を言っていた」と報じていたことを引き合いに出し、「関与者は逮捕されるべきだ」と強調した。ホワイトハウスのキャロライン・リービット報道官も「意図的な妨害なら職員は即時解雇と捜査が必要」と述べ、シークレットサービスが調査を開始したことを明らかにした。

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実際、国連本部内の映像には、トランプ夫妻が乗ったエスカレーターだけが停止し、隣のエスカレーターは稼働を続けていた様子が映っていたとされる。さらに秘密サービス関係者は「大統領が無防備に立ち往生する危険な状況だった」と懸念を示した。7月に遊説先で銃撃を受けた際の対応遅延とも重ね合わせ、安全対策への不安が再燃している。トランプ大統領は「国連は恥を知れ」と強く批判し、セキュリティ映像の保存と責任追及を改めて求めた。（引用：The Gateway Pundit）