宮沢洋一税調会長、退任の見通し浮上 高市総裁との政策対立が背景か
自民党の宮沢洋一税制調査会長（75）が退任する見通しとなったことが6日、関係者への取材で分かった。宮沢氏は計約8年にわたり税調会長を務めた。財政規律を重視する姿勢で知られ、赤字国債の増発を容認する高市早苗総裁と政策の方向性の違いが浮き彫りとなっていた。高市氏は経済成長を優先する「責任ある積極財政」の実現に向けて後任を選ぶとみられる。
関係者によると、宮沢氏は続投要請があっても固辞する意向だという。大蔵省（現財務省）出身で、税制に関する知識と経験の豊富さから、税のスペシャリストとして党内外で存在感を発揮してきた。減税派と対立してきたことから交流サイト（SNS）では「ラスボス」とも呼ばれた。
所得税が発生する「年収の壁」の引き上げやガソリン税に上乗せされる暫定税率の廃止を巡って与野党協議の交渉役を担い、野党側には財源案を示すよう迫った。（共同通信）
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ガソリン税暫定税率廃止で与野党協議 次回 財源の考え方提示へ
2025年8月6日
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ネットの声
実質的なクビ。宮沢洋一は財政規律派というより、ただの財務省の代弁者だった。
国民の窮状を無視して、年収の壁・ガソリン暫定税率反対ばかり。
この人事は高市さんに代わった大きな意義になる。
日本の将来を考えた税制ではなく、財務省の権力温存に奔走してた。
減税派との対立ばかり強調されて、国民軽視が透けて見えた。
高市政権の下では、税調に国民目線の政策を期待したい。
「ラスボス」の交代は象徴的だな。
退任要請を固辞する態度も、最後まで保守派を守った意志だと見る。
こういう重鎮が退くなら、政権の方向は大きく変わる。
次の税調会長こそが高市路線を体現する顔だろう。
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