デイリーWill討論番組、自民「造反26人リスト」怪文書を報道 斎藤首相誕生説を検証
デイリーWillで山根真氏と佐々木類氏は、首班指名選挙をめぐる議論の中で、自民党から26名の造反議員が出るとの怪文書に言及し、実名を読み上げて分析した。番組では「もし造反が現実となれば、公明党と立憲民主党の票だけで首相を誕生させることが可能になる」として、「斎藤首相誕生」という“第4のシナリオ”を紹介した。
佐々木氏は「これ斎藤さんが一番嫌がる話だろう。本人が一番困っているはず」と述べ、斎藤鉄夫公明党代表について「悪代官のように扱われているが、もともと理工系の技術畑出身で、人柄は良い」と語ったうえで、「3年前の国交相時代に政治資金や資産相続の問題が取り沙汰されており、傷を抱えたまま代表になった。まさか総理の名前が出るとは本人が驚いているのでは」と指摘した。

山根氏は「もはや笑い話のような話だが、こうした怪文書が永田町で出回っているのは事実」と前置きし、自民党内で造反が想定されるとされた怪文書に書かれている26人の実名を紹介した。リストには、冨樫(秋田1区)、根本(福島2区)、田所(茨城1区)、国光(茨城6区)、村井(埼玉1区)、田中(埼玉15区)、石原(東京3区)、酒井(神奈川5区)、三谷(神奈川8区)、田中(神奈川10区)、星野(神奈川12区)、牧島(神奈川17区)、西田(石川3区)、深沢(静岡4区)、伊藤(愛知8区)、若山(愛知10区)、島田(大阪15区)、大串(兵庫6区)、寺田(広島4区)、平井(香川1区)、鬼木(福岡2区)、岩田(佐賀1区)、江藤(宮崎2区)、宮地(鹿児島1区)、国場(沖縄1区)、島尻(沖縄3区)といった名前が並んだ。
佐々木氏は「確かに“造反しそう”と思わせる面々ではあるが、あくまで怪文書であり我々が作ったものではない」と釘を刺しつつも、「こうした情報が浮上すること自体、与党内の緊張を物語っている」とコメントした。

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