パキスタンで「1日5ドルの一時的結婚」が物議 宗教と売春の境界線
パキスタンで「わずか5ドルで1日だけ結婚できる」という慣習が、国際的な批判を浴びている。これは「ニカー・ムタ」と呼ばれる一時的結婚制度で、シーア派の一部宗教指導者が認めるものだ。契約によって期間と金銭を定め、期間が終われば自動的に離婚となる仕組みである。表向きは「合法的な婚姻契約」とされるが、実態としては貧困女性を対象にした売春と変わらないケースが多いとされる。
現地報道によれば、特に貧困層や孤児の少女たちが「結婚」という名目で富裕層や外国人男性に利用されているという。宗教指導者が仲介し、契約料として1日数ドルを受け取る事例もある。
人権団体は「宗教を隠れ蓑にした人身売買」だと非難し、政府に法的禁止を求めている。一方、保守的な宗教関係者は「信仰上の伝統的契約であり、売春とは異なる」と主張し、議論は平行線をたどっている。(引用:The Guardian, Al Jazeera ほか)

“You can Temporarily Marry a Woman for Just $5 for the Day in Pakistan”… pic.twitter.com/b5SJLq79W1
— 𝕰𝖒𝕲 (@Emilio2763) October 19, 2025

「信じられるか?この狭い路地では、たった5ドルで女性と一時的に結婚できるんだ。でも、ここに友達を連れて来たいとは絶対に思わないだろう。ここはパキスタン最大のスラム街、カラチだ。ほとんどの家は木の棒と廃材で作られ、無秩序に密集している。通りにはゴミがあふれ、排水はむき出しのまま流れている。
電気も清潔な水もほとんどない。人々は生活ゴミや人間の排泄物までもそのまま川に投げ捨てる。その水はどす黒く、悪臭を放ち、表面にはゴミや死んだ魚が浮かんでいる。飲むにはあまりにも有毒だが、ここで暮らす人々にとってはそれが“日常”になっている。
エボラ、梅毒、性病のような病が静かに広がっている。地元住民の多くは1日5ドル以下で生活しており、多くの若い女性が生き延びるために路地で働かざるを得ない。雨が降るときだけが彼女たちの幸せな時間だ。わずかな間でも、清潔で涼しく、自由を感じられるからだ。あなたはここを観光地として訪れたいと思うだろうか?」

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