百田尚樹代表「比例削減は民意の切り捨て」 維新の“身を切る改革”を一蹴
日本保守党の百田尚樹代表は20日、自民党の高市早苗総裁との会談後に記者団の取材に応じ、日本維新の会が提案している「比例代表50議席削減案」に明確に反対の立場を示した。
百田氏は「私は反対ですね。維新の吉村さんは“身を切る改革”と言っているが、やるなら議員の歳費を半分にすべきだ」と述べ、単なるパフォーマンスにすぎないと批判した。
百田氏はさらに、「例えば10%議員の数を減らすよりも、20%歳費を減らす方がずっと効果的だ」と指摘した上で、比例代表制の意義を強調した。

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「小選挙区制というのは一人しか通らない。51対49で勝てば、49%の票はすべて死に票になる。そうした民意の切り捨てを是正するのが比例代表の役割だ」と述べ、比例枠削減が民主主義の根幹を損なう危険性を警告した。
さらに、「比例をなくせば、小選挙区制のデメリットだけが大きくなる。私はそう理解している」と断言。維新の定数削減論を「改革ではなく、国民の声を削る愚策」と強く批判した。
会談の中で定数削減についての具体的な協議は「一切なかった」としつつも、「今後、自民と維新の動きを注視する」と述べ、慎重な姿勢を示した。(引用:日本保守党公式youtubeより)

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