維新・遠藤氏の首相補佐官就任は「定数削減のお目付役」 自民党のあの幹部が就任に一役買っていた
NHKなど報道によると、自民と維新は連立政権樹立で正式合意した。
自民・維新 連立政権樹立で正式合意
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— NHKニュース (@nhk_news) October 20, 2025

須田慎一郎氏「維新・遠藤氏の官邸入りは“定数削減推進”の布石」自民との密接関係も明らかに
ジャーナリストの須田慎一郎氏は、自民党と日本維新の会の連立成立について、自身のYouTubeチャンネルで分析を行った。須田氏によれば、維新で、馬場前代表に連なるラインであり、傍流にパージされていた遠藤敬国対委員長が官邸入りした背景には、単なる人事ではなく、定数削減をめぐる政治的力学があるという。
須田氏は「遠藤氏の官邸入りには強い違和感を覚えた。新聞やテレビが全く触れないのは不可解」と指摘。その上で、「遠藤氏は自民党の重鎮・萩田光一幹事長代行と以前から極めて親密な関係にあり、定期的に会っていた」と明かした。
遠藤氏の官邸入りは、自民党側の要請と維新側の思惑が一致した結果であり、須田氏は「遠藤氏は“定数削減の実行部隊”として官邸に送り込まれた」と分析している。

また、国民民主党の玉木雄一郎代表が「自民・維新が定数削減法案を出すなら臨時国会冒頭で出してほしい。我々も賛成だ」と発言したことについて、須田氏は「これは協力姿勢ではなく“挑発”だ」と断言。
「どうせ出せないだろう。出せるものなら出してみろというブラフだ」と述べた。公明党と国民民主の間にも温度差があり、公明党は連立への協力に否定的、国民民主は消極的な立場だという。
須田氏は「今後の国会運営は極めて緊迫した展開になる」と警鐘を鳴らした。遠藤氏が官邸に入り、高市総理のもとで“定数削減”を押し進める一方、野党や公明党の反発が激化すれば、「政局は大波乱含み」との見方を示した。

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