片山財務相「財務省解体デモ」に言及、「ザイム真理教と呼ばれるスタンス、OBとして大変残念」
片山財務相「財務省解体デモ」に言及、「ザイム真理教と呼ばれるスタンス、OBとして大変残念」
片山さつき財務相は、今後の省のあり方について「財政の帳尻を合わせることは手段。究極の目的は“成長する日本”と“夢や期待が残る国”を将来に残すことだ」と強調。 pic.twitter.com/7dyume8TYS
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) October 22, 2025
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先ほど訓示というか、冒頭の財務省に対する方だったっけ。私がそれを申し上げたのは、職員の皆様へのご挨拶でも申し上げたんですが、私は大蔵省でいろんな仕事をやってまして、住専担当室長もやってたんです。住専って知ってます?聞いたことはあるかな。不良債権の端緒で、初めてあの年度では予算を修正せざるを得なかったことの大問題で、大臣も辞めました。
多くのことが起きましたが、その担当室長だったんで、要はこの建物の周りを街宣車が囲んだことがあるんですよね。だからいろんな要因で大蔵省というのは極めてそういう矢表に立っているんだけど、もう外に出て20年になりますが、その「財務真理教」だからということでデモが起きるということになるような対応、そのスタンスになってしまってるってことは、私は早く辞めてしまいましたけれども、今の事務次官が私より5年下ですからね。

今日も同友会でいろんな方とお会いしましたけど、大先輩ですよ。いろんなことがありすぎたんで、やはり政と間の関係って難しいんですけれども、そういうスタンスにならない政策の持ってき方はあるんですよね。それは私は以前からそう思っておりましたが、それを数年下から10年下に教えることなく、私は政治に出たし、おそらく私たちの同期の人たちもそこまでは余裕がなかったのかなと思うことを考えると大変残念です。
今日も財務省のミッションの話をしたんですよね。麻生財務大臣の時に作っていただいた非常にいいもので、それは未来への希望とか将来につなげるとか、国に対する本当に見識あるスタンスということが、財務省の仕事ぶりの中で重要な要素だと書いてあるわけですよ。そういうふうに持っていくことって可能なんで、財政の帳尻を合わせることだけが究極の目的なんじゃなくて、それは手段として出てくることはありますけれども、究極の目的はやはり成長する日本を将来に残すことで、夢や期待が残る。

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