マカオで“日本人偽装トラブル” ナカコク人男性が激怒した理由とは
“Fake Japanese Prostitute” Incident in Macau: Why a Chinese Man Exploded in Anger
マカオで、日本人女性を装った売春サービスをめぐるトラブル映像が、中国のSNS上で話題になっている。映像には、中国本土から来た男性が、相手の女性を「日本人」だと信じてサービスを受けようとしたものの、実際には中国人だったと判明し、激しく怒る様子が収められている。
男性は動画の中で、「お前、日本人でもないのに、なんで日本人のふりをしてるんだ!!」と不満をぶつけている。さらに、「お前、日本人じゃないのに、日本人料金を取ろうとしてるだろ」と詰め寄り、料金設定への不信感もあらわにする。

一方、女性は「はぁ?」と戸惑いを見せるだけで会話はかみ合わず、最後に男性が「それと、俺に謝れるか?」と問い、女性が「できるよ」と返す場面も映っている。
中国では近年、海外で女性を求めて旅をする「パスポート兄弟(Passport Bros):海外で女を漁る男」と呼ばれる男性層が注目されている。今回のケースは、そうした男性が「日本人女性」を期待して渡航した結果、自国出身の女性だったことに憤慨した典型例として、ネット上で「喜劇のようだ」と皮肉混じりに拡散されている。
マカオでは個人による売春自体は違法ではありませんが、仲介や客引き、管理売春といった行為は違法とされている。観光客が集まるエリアでは国籍や出自をめぐるトラブルも起きやすく、今回の映像は、マカオの風俗市場が抱えるグレーゾーンと、国籍ブランドをめぐる需要と期待の歪みを象徴する出来事と言える。

Chinese passport bros think they’ve hit the jackpot with Japanese hookers. Only to find out that they’re Chinese.
Hilarity ensures. pic.twitter.com/aaMj6M9v9d
— Callisto Roll (@callistoroll) December 28, 2024
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