トランプ大統領、フェイクニュース記者に「黙れ、ブタ野郎(Piggy)!」(動画)
ドナルド・トランプ大統領が、記者とのやり取りで「Quiet. Quiet, Piggy(黙れ、黙れ、ブタ野郎)」と発言し、再びメディアへの敵対的姿勢が浮き彫りになった。11月14日、エアフォースワン機内で、女性記者(Bloomberg)が、被有罪性のあるメールが出ていないならば「なぜ“エプスタインのファイル”を公開しないのか」と質問。トランプ氏は指を記者に向けて威圧的に応じた。 
この質問を巡っての緊張は、11月12日に下院監視委員会が公開した、被有罪性を示唆するメールの存在によってあおられている。メールには、ジェフリー・エプスタインとその側近ジスレイン・マクスウェル間のやりとりが含まれ、「“あの犬(トランプ)が吠えていない”」などの表現や、「彼は少女たちを当然知っていた」という記述があった。 
一方、ホワイトハウス側はこれら資料について「何も証明していない」として反発。トランプ氏自身も「私は何も知らない」「とっくに発表されるだろう」と主張している。
さらに、今回の言動は、彼がメディア対応で繰り返し攻撃的姿勢を見せている証でもある。同日には、別の記者が右派ポッドキャスターニック・フエンテスに関する質問をしてきた際も「最後まで話をさせろ。お前が一番ひどい」「ブルームバーグか?お前が最悪だ」と吐き捨てた。 
この一連のやり取りは、トランプ氏が現在直面する「マージョリー・テイラー・グリーン議員との亀裂」など、共和党内での亀裂とも関連している。彼女がエプスタイン関連ファイルの公開を支持したことで、党内支持基盤にも揺れが生じており、メディア攻撃や記者への暴言はその背景とも見られている。 
トランプ氏が「Quiet, Piggy」と言った直接的行為は、メディアに対する軽蔑と攻撃の象徴として多くの批判を集めており、彼の“女性軽視”や“敵視的メディア観”が再びクローズアップされた。エプスタイン問題への対応だけでなく、報道機関との関係、さらには自身の支持基盤や党内統率にも影響を与えかねない今回の騒動は、彼の政治的立ち位置にとっても試金石となっている。(引用:Reuters、People)

ブルームバーグ記者「エプスタインのファイルに何も不都合なものがないなら、なぜ…?」
トランプ大統領「黙れ、豚野郎!(Piggy)」
Female reporter pushes Trump on the release of the Epstein files.
His response?
“Quiet, piggy.” pic.twitter.com/ISTRee5KUy
— That Gay Guy Candle Co. 🇺🇸 (@gayguycandleco) November 18, 2025

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