前科100件超の女が70歳男性を死亡させ起訴 なぜ危険人物は止められなかったのか
Hopkinton police say driver in fatal had been arrested over 100 times /70-Year-Old Dog Walker Run Down And Killed By Chronic Criminal: Cops
In the U.S. state of Rhode Island, a major uproar has erupted after a woman with more than 100 prior offenses was charged with killing a 70-year-old man by striking him with her vehicle. The defendant, Shannon Godbout, was charged after police reported that a large quantity of drugs was found inside her car at the time of the crash.
米ロードアイランド州で、前科が100件を超える女が70歳の男性を車ではね、死亡させたとして起訴された事件が大きな波紋を呼んでいる。起訴されたのはシャノン・ゴッドボー(Shannon Godbout)で、警察によると、事故当時に車内から多数の薬物が発見されたという。
事件は同州ホプキントンで発生した。ゴッドボーは車線を逸脱し、電柱に衝突した後、犬の散歩中だった70歳の男性をはねたとされている。被害男性は搬送先の病院で死亡が確認された。検察は「死亡事故につながった危険運転」と「麻薬所持」の罪で起訴した。

衝撃的なのはゴッドボーの前歴である。これまでに逮捕歴は100回以上、82件の裁判所命令違反、約40件の交通違反を重ねてきたとされる。薬物、窃盗、交通関連の違反を繰り返しながらも、執行猶予や軽い処分にとどまるケースが多かったという。
今回の事件を受け、現地では「なぜここまでの常習犯が長年、社会に放置されてきたのか」「司法と行政のどこに穴があったのか」という批判が噴出している。多数の前科と裁判歴がありながら実質的な更生策や拘束がなされなかった結果、無関係の市民が命を奪われたという見方が強い。
この事件は、再犯防止、薬物依存対策、危険運転者の管理体制など、米国の刑事司法の構造的問題を浮き彫りにしている。単なる個人の犯罪としてではなく、「なぜ繰り返されたのか」という視点での検証が強く求められている。(引用:Providence Journal、Patch、Turnto10)

ネットの声
前科100件で普通に車を運転できている時点で制度が壊れている。
これは事故じゃなく、起きるべくして起きた人災だと思う。
何十回も逮捕して放置し続けた結果がこれ。
被害者と家族の無念を思うと、怒りしかない。
「更生」という言葉で現実逃避してきたツケ。
薬物と危険運転を同時に見逃す司法は機能していると言えるのか。
善良な市民が命を落とすまで、何もしなかったのが問題。
二度とハンドルを握らせるべき人物ではなかった。
再犯防止を真剣に考えないと同じ悲劇は必ず繰り返される。
「なぜ止められなかったのか」徹底検証が必要。

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