名護市長選挙 渡具知氏が2回目の当選果たす
01月23日
アメリカ軍普天間基地の移設計画への対応などが争点となった名護市の市長選挙は、自民党と公明党が推薦した現職の渡具知武豊氏が、移設計画の中止を訴えた新人を抑え、2回目の当選を果たしました。
名護市長選挙は開票率100%です。
▼渡具知武豊(無所属・現) 1万9524票
▼岸本洋平(無所属・新) 1万4439票
自民党と公明党が推薦した現職の渡具知氏が、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党が推薦した新人の岸本氏を抑え、2回目の当選を果たしました。
渡具知氏は名護市出身の60歳。名護市議会議員を務めたあと、前回4年前の市長選挙で初当選しました。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、国と沖縄県との対立が続く中で行われた今回の選挙戦で、渡具知氏は「国と沖縄県の争いの推移を見守る」という立場をとる一方、1期目で実現した給食費や子どもの医療費の無償化などの実績を強調し、子育て支援策の拡充や市街地の活性化など地域振興を訴えました。
そして自民党や公明党の支持層に加え、無党派層からも支持を集めました。
一方、新人の岸本氏は、玉城知事から全面的な支援を受けて移設計画の中止を訴えましたが、及びませんでした。
沖縄・名護市長選挙 最大争点は辺野古問題
[2022/01/23 17:45]
アメリカ軍普天間飛行場の辺野古移設問題が最大の争点となっている沖縄県名護市長選挙の投票が進んでいます。
任期満了に伴う名護市長選挙には新人の岸本洋平さん(49)と現職の渡具知武豊さん(60)の2人が立候補しています。
選挙は辺野古への新基地建設の是非を巡り、新人の岸本さんが反対を表明。
南城市長選挙 古謝氏返り咲き
01月23日 23時22分
現職と元市長の争いとなった南城市の市長選挙は、23日、投票が行われ、無所属の元市長で自民党と公明党が推薦する古謝景春氏が「オール沖縄」が支援する現職を抑えて当選し、返り咲きを果たしました。
ネットの声
沖縄テレビの名護市長選調査が興味深い。辺野古中止の岸本洋平氏に投票したのは70代以上が多く、18歳〜50歳代は圧倒的に現職の渡具地武豊氏に投票。特に20代の81.9%が渡具地氏に投票した事は“オール沖縄”にとっては衝撃。就職、結婚、子育て…現実重視の若者の意思は明確だ。https://t.co/q76CnEzl6d pic.twitter.com/b0fhMPupsj
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) January 23, 2022
この数字は衝撃的。沖縄の世代が交代していったら、オール沖縄なるものはほとんどなくなるのではないか。
60代で既に逆転している。要するに70以上の方々だったと言うこと。
もうオールはやめた方がいいのでは。
オールからオールドになった。
理想論だけでは生きていけないことを沖縄県民も認識していると思う。
「琉球新報」「沖縄タイムス」などの新聞を取る文化が大きく残っている高齢者ほどオール沖縄勢力を支持していることが一目瞭然。