プーチン大統領「裏切りと反逆に直面」 ワグネル武装反乱
2023年6月24日
ロシアのプーチン大統領は24日午前、国営テレビで演説した。ロシア連邦保安局(FSB)が民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の刑事訴追へ捜査を始めたことを受け「我々は反逆罪に直面している。この反乱に参加したものは全員処罰する」と批判した。
「(裏切った人たちは)最終的には敗北し、降伏する」とも述べ、強い対応をとる考えを示した。プリゴジン氏には直接言及しなかった。
「内部の裏切りから自国を守る」とも述べ、ワグネルの行動に厳しい対応をとる考えを示した。犯罪行為への参加をやめるようワグネルに呼びかける一方、ロシア軍へ軍事行為をとった者は「裏切り者」だと強調。ロシアを守るために「あらゆる必要な措置をとる」と訴えた。
プリゴジン氏は24日、ワグネルの部隊が南部ロストフ州に入ったと通信アプリに投稿した。ロストフでショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長への面会を要求。「それまではロストフにとどまる」とし、認められなければ進軍する考えを示唆していた。(日経新聞)
反プーチン勢力の指導者 プリゴジン氏の武装蜂起に支持表明
[2023/06/24 16:11]
反プーチン勢力の指導者の1人が、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」を率いるプリゴジン氏の武装蜂起に対して支持を表明した。
亡命先のロンドンを拠点に反プーチン運動を展開しているミハイル・ホドロフスキー氏は、自身のSNS上で「私たちの国を助けるために今私たちができることは、プリゴジン氏が語る真実に耳を傾けることだ」と訴えた。
ホドロフスキー氏はロシアの元石油大手ユーコスの社長だったが、プーチン大統領と対立し、2003年から10年間投獄されていた。(テレ朝)
ウラジーミル・プーチン大統領は国民への演説の中で、ワグネル勢力の脅威に対して反論した。
彼は、彼らの行動を犯罪的キャンペーンとみなし、武装反乱と比較した。
プーチン大統領は、ロシアは自国を防衛し、この動きを撃退する措置を取ると主張した。プーチンは、ロシアは国民の生命と安全を守るために戦っていると強調した。
⏰Breaking 🚨In his address to the nation, Russian President Vladimir Putin responded to the threats posed by the Wagner forces.
He characterized their actions as a criminal campaign and compared it to armed mutiny.
Putin asserted that Russia would defend itself and take… pic.twitter.com/EA400nyRep
— Brian Allen (@allenanalysis) June 24, 2023
「これは犯罪的なキャンペーンだ。武力反乱に等しい。ロシアは自らを守り、この動きを撃退する。我々は国民の生命と安全のために戦っている」
BREAKING: Putin addresses nation, responds to Wagner threats: "This is a criminal campaign. It is equivalent to armed mutiny. Russia will defend itself and repel this move. We are fighting for the life and security of our citizens."pic.twitter.com/GNzPsNWMWB
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) June 24, 2023