中国が日本の機密防衛ネットワークをハッキングしたと当局者が発表
2023 年 8 月 8 日
2020 年の秋、国家安全保障局は驚くべき発見をした。それは、中国の軍事ハッカーが、東アジアにおける米国の最も重要な戦略的同盟国の機密防衛ネットワークを侵害していた。人民解放軍のサイバースパイが日本の最も機密性の高いコンピューターシステムに侵入していた。
面談した日米現職・元高官十数名のうちの元米高官ら３人によると、ハッカーらは深く永続的にアクセスしており、計画、能力、軍事的欠陥の評価など、手に入るものなら何でも手に入れていたようだったという。この問題は機密性が高いため、匿名を条件に語った。
これまで報道されていなかったが、この出来事について説明を受けたある元米軍関係者は「ひどいものだった。衝撃的にひどいものだった」と回想した。
2020年の 侵入は非常に憂慮すべきものであったため、NSAおよび米国サイバー軍の長官だったポール・ナカソネＮＳＡ長官と、当時ホワイトハウス国家安全保障副大統領補佐官だったマシュー・ポッティンジャーが急いで東京に向かい「日本の近代史で最も損害の大きいハッキングだ」と伝えた。 日本は驚いたが、検討する意向を示した。
日本、中国による大規模サイバー攻撃の報告を確認せず
Japan has not confirmed that secret information was leaked through a cyberattack, following a Washington Post report that China hacked the country’s sensitive defense networks https://t.co/2jpeQn975L
— Bloomberg (@business) August 8, 2023
中国が日本の防衛機密ネットワークをハッキングしたというワシントン・ポスト紙の報道を受け、日本はサイバー攻撃によって機密情報が流出したことを確認していない。浜田靖一防衛相は20日、東京で記者団にこの報道について問われ、「日本は個別のサイバー攻撃やその対処方法についてコメントすることはない」と述べた。
防衛省の情報漏えいは確認されてない＝中国のハッキング報道で官房長官
［東京 ８日 ロイター］ – 松野博一官房長官は８日の閣議後会見で、米ワシントン・ポスト紙が中国軍のハッカーが２０２０年秋に機密情報を扱う日本の防衛ネットワークに侵入したと報じたことに関連して「サイバー攻撃により防衛省の秘密情報が漏えいした事実は確認されていない」と語った。
「米国とは様々なレベルで緊密にやりとりしており、その詳細は控える」とし、報道に関する事実関係についても、事柄の性質上回答を控えるとした。（ロイター）
中国軍が日本の防衛情報に不正アクセスか 浜田防衛大臣「漏洩事実はない」
8/8(火)
中国軍のハッカーが、日本の防衛に関する情報に不正アクセスしていたと、海外メディアが報じたことについて、浜田防衛大臣は「秘密情報が漏洩した事実はない」と述べました。
「サイバー攻撃により防衛省が、保有する秘密情報が漏洩したとの事実は確認しておりません」（浜田防衛大臣）
浜田大臣は、中国軍によるサイバー攻撃があったかについては「自衛隊の対応能力を明らかにすることになる」として回答を避けました。（ABEMA TIMES）
参考記事
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