国連安保理 人道支援の戦闘一時停止など 米の拒否権で否決
2023年10月19日
イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突をめぐり、国連安全保障理事会では人道支援のための戦闘の一時的な停止などを求める決議案の採決が行われ、15か国のうち日本を含む12か国が賛成しましたが、アメリカが拒否権を行使して否決されました。アメリカは、イスラエルの自衛権に言及がないなどと主張しましたが、各国からは遺憾の意が表明されました。
イスラエルとハマスの衝突をめぐっては、国連安保理に議長国のブラジルが、▽ハマスによる攻撃や誘拐を非難し人質の解放を求める一方で、▽人道支援のための戦闘の一時的な停止や▽イスラエルがガザ地区北部の住民に出した退避通告を撤回するよう求める決議案を、提出していました。
採決は18日午前、日本時間の18日夜に行われ、理事国15か国のうち、日本やフランスなど12か国が賛成し、ロシアとイギリスが棄権しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使し、決議案は否決されました(NHK)
ネットの声
米国は、ガザ停戦を求める2つ目の国連決議を否決した。 なぜ彼らはこんなにも戦争狂なのか?
🇺🇸🇮🇱 The US has just VETOED a SECOND United Nations resolution calling for a ceasefire in Gaza.
Why are they such war-hungry maniacs? pic.twitter.com/2kz6OpnWCO
— Jackson Hinkle 🇺🇸 (@jacksonhinklle) October 18, 2023
ミシェル・テイラー米大使が国連人権委員会で演説しているとき、多くの委員が、イスラエルによるガザへの大量虐殺攻撃を米国が支持していることに抗議して背を向けた。
As U.S. Ambassador Michelle Taylor speaks to the UN Human Rights Committee, many members just turned their backs in protest of the U.S. supporting Israel’s genocidal attack on Gaza.
— Stop Cop City (@JoshuaPHilll) October 18, 2023
平和を阻害し続ける米国
US continues to be a hindrance for peace
— Growth Gazette News (@GrowthGazette1) October 18, 2023
国連安保理は何のためにあるのか?
Unbelievable!
これで分かったろ。
米国はイスラエルにとって何が良いかを知っている…