桐島聡容疑者か 身柄確保 70年代の連続企業爆破事件で指名手配
【50年近く逃亡】1974年にかけて起きた連続企業爆破事件の「東アジア反日武装戦線」メンバーとみられる男の身柄確保https://t.co/VC03CjTMIZ
捜査関係者によると、桐島容疑者(70)とみられる男は神奈川県内の病院に偽名で入院しており、警視庁公安部は桐島容疑者と特定する作業を進めている。
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 26, 2024
昭和49年から50年にかけて東京で企業が相次いで爆破された事件の容疑者の1人で、指名手配されていた「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者(70)とみられる男の身柄が25日確保されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁が確認を急ぐとともに男から事情を聞いています。
連続企業爆破事件は昭和49年から50年にかけて過激派の「東アジア反日武装戦線」が起こしたもので、三菱重工や三井物産、それに間組など海外に進出していた企業が次々と標的にされ、12件の爆弾事件が相次ぎました。
「東アジア反日武装戦線」のメンバーの1人、桐島聡容疑者(70)は、このうち昭和50年に東京・銀座にあった「韓国産業経済研究所」のビルに爆弾を仕掛けて爆発させた事件に関わったとして爆発物取締罰則違反の疑いで全国に指名手配されていました。
桐島聡容疑者は、昭和49年から50年にかけて東京都内の企業を標的とした、連続企業爆破事件を起こした過激派の「東アジア反日武装戦線」のメンバーの1人で、このうち昭和50年に東京・銀座にあった「韓国産業経済研究所」のビルに爆弾を仕掛けて爆発させた事件に関わったとして爆発物取締罰則違反の疑いで全国に指名手配されていました。
連続企業爆破事件は、昭和49年から50年にかけて過激派の「東アジア反日武装戦線」が起こしたものです。
三菱重工や三井物産、それに間組など海外に進出していた企業が次々と標的にされ、12件の爆弾事件が相次ぎました。
このうち昭和49年8月の三菱重工ビル爆破事件は、白昼、東京・丸の内のオフィス街で起き昼休み中のサラリーマンら8人が死亡、165人が重軽傷を負いました。
これまでにあわせて8人が起訴され、2017年に死亡した大道寺将司元死刑囚と益永利明、旧姓・片岡利明死刑囚が死刑判決を受け確定しています。
また8人のうち、日本赤軍が海外で大使館占拠事件やハイジャック事件を起こした際に超法規的措置によって釈放された2人が、現在も国際手配されています。
捜査関係者によりますと、桐島容疑者とみられる男は神奈川県内の病院に偽名で入院していたということです。
男は末期がんを患っていて、治療が行われていましたが、25日までにみずからが桐島容疑者であるという説明を始めたということです(NHK)