共同はルペン氏の党を極右呼ばわり
仏、極右が大差でリード 欧州議会選、最終投票日の世論調査
欧州連合(EU)加盟国で6日から順次始まった欧州議会選(定数720、任期5年)は最終日の9日、フランスやドイツなど約20カ国で投票が行われた。欧州全体でEUに批判的な懐疑派勢力の台頭が予想される中、フランスでは世論調査でマリーヌ・ルペン氏の率いる極右、国民連合(RN)が大差でリードしている。
欧州議会選は9日深夜(日本時間10日早朝)にも大勢が判明する。
政治メディア「ポリティコ」の欧州全体の予測では、2期目続投を目指す行政執行機関トップのフォンデアライエン欧州委員長を支えてきた親EU勢力が過半数を維持する勢い。だが懐疑派が伸長して親EU勢力が安定した多数派を形成できなければ、次期指導部の人事や政策に影響する。
RNは欧州議会の懐疑派グループ(会派)「アイデンティティーと民主主義」に所属し、ルペン氏は同会派の事実上の顔となっている。(共同)
ルペン氏は移民反対/フランスは崩壊した:右派政治家マリーヌ・ル・ペンが国内が無秩序になっている中、フランス国民に訴えかける
フランスの街角に混乱と無秩序が押し寄せるなか、国民党の政治家マリーヌ・ルペンは、国民に無秩序と暴力の潮流を拒絶するよう促す、刺激的な演説を発表した。
「私はすべての市民に呼びかける。この反共和主義的で過激な勢力に対して不信感を持つようにしてください。彼らは間接的な分離主義の呼びかけや暴力との共謀によって、国を混乱の道へと導いている。この数年間にわたる再発する暴力は、今や前例のないレベルに達し、最小の自治体から大都市の中心、首都の中心部に至るまで、あらゆる地域に影響を及ぼしている」とルペンは国民向け演説で述べた。
ルペンによれば、この現状は、国の指導者たちが権力とイデオロギーに酔いしれていること、特に移民問題や司法の甘さを非難していることへの警鐘である。(thegatewaypundit)
ル・ペン氏「投票」
A voté. pic.twitter.com/Yh6yHkNMw6
— Marine Le Pen (@MLP_officiel) June 9, 2024
エマニュエル・マクロンはEU選挙で屈辱的な敗北に直面している
-マリーヌ・ルペン 33% -マクロン 15% -社会党 13.5% -反ユダヤ、親イスラムのジャン=リュック・メランション党 8% -ゴール派 7.5% -エリック・ゼンムールの反移民党 6% -緑の党 5
Emmanuel Macron is facing a humiliating defeat in the EU elections, the current polling is:
-Marine Le Pen’s 33%
-Macron 15%
-socialists 13.5%
-anti-Semitic, pro-Muslim Jean-Luc Mélenchon’s party 8%
-Gaulists 7.5%
-Éric Zemmour’s anti-immigration party 6%
-Greens 5%… pic.twitter.com/pH2uYhsHlB— David Atherton (@DaveAtherton20) June 8, 2024