パリ五輪開会式で「最後の晩餐」のキリストを演じた女性が、脅迫者の提訴を表明
7月31日
26日に行われたパリ五輪の開会式で、イエス・キリストの「最後の晩餐」のパフォーマンスを演じたとされる女性が声明を出した。大量の脅迫やヘイトスピーチをされたとし、メール送付者を提訴すると表明した。
女性はLGBT権利運動の活動家バーバラ・ブッチ氏。自称「太った、ユダヤ人、クィア、レズビアン」の彼女は、自分の目的は「人々をひとつにする」ことと「愛を分かち合う」ことだと語っている。
声明は弁護士が発表した。彼女は殺害、拷問、レイプの脅迫を受け、また数々の反ユダヤ主義、同性愛嫌悪、性差別、粗暴な侮辱の標的となっている。バーバラ・ブッチは、彼女、彼女が象徴するもの、彼女が支持するものに向けられたこの卑劣な憎悪を非難する。フランス人であれ外国人であれ訴追するとしている。(TNW)
「バーバラ・ブッチが失礼な態度を取った人全員を訴えている!
「それじゃあ、Twitterの半分くらいの人たちだね。」
🇫🇷 Barbara Butch is suing everyone who was rude!
That’s half of Twitter. pic.twitter.com/Gz5PFC29uF
— Lord Bebo (@MyLordBebo) July 30, 2024
バーバラ・ブッチの弁護士、オードリー・メセラティの声明
パリ、2024年7月29日
2024年パリオリンピックの開会式以来、アーティスト、DJ、活動家であるバーバラ・ブッチは、極めて暴力的なサイバー・ハラスメントと中傷の標的となっている。
彼女は殺害、拷問、レイプの脅迫を受け、また数々の反ユダヤ主義、同性愛嫌悪、性差別、粗暴な侮辱の標的となっている。バーバラ・ブッチは、彼女、彼女が象徴するもの、彼女が支持するものに向けられたこの卑劣な憎悪を非難する。年齢、性的指向、出身、宗教、性別に関係なく、すべての人のためのお祭りを推進することです。彼女は現在、フランス人であれ外国人であれ、こうした行為に対して何件かの苦情を申し立てており、今後、彼女を脅迫しようとする者を訴追するつもりだ。(オードリー・メセラティ:バーバラ・ブッチの弁護士)
中央の女性、バーバラ・ブッチはこの写真を自身のインスタグラムに投稿し、この写真が彼らが聖典を嘲笑したことと完全に関係していることを認めた。彼女は数時間後にその投稿を削除し、それを「神々の饗宴」と呼んだ。
Barbara Butch, the woman in the center, posted this photo to her instagram, admitting that this photo had everything to do with them mocking the scriptures.
She then deleted it a few hours later and called it “the feast of the Gods”.
Nope. Caught. pic.twitter.com/IhyREuYlU5
— Sarah Fields (@SarahisCensored) July 28, 2024
バーバラ・ブッチは、金曜日にパリで開催された2024年オリンピック開会式で、イエスを侮辱的に描いた女性である。世界中の何十億人ものキリスト教徒を侮辱したこのパフォーマンスを受けて、スポンサーはすでに撤退を始めている。
自称「太った、ユダヤ人、クィア、レズビアン」の彼女の目的は「人々をひとつにする」ことと「愛を分かち合う」ことだと語っている。
NEW: Barbara Butch, the obese woman who depicted Jesus in the Paris Olympics opening ceremony, says her aim is to “unite people” and to “share love.”
She should look up the definition of unite.
The self-described “fat, Jewish, queer lesbian” says she wants to share “love… pic.twitter.com/vGjpZrDoS0
— Collin Rugg (@CollinRugg) July 27, 2024