トランプ氏、ハリス氏の出自巡り「突然黒人になった」と攻撃
8月1日
米大統領選の共和党候補となったトランプ前大統領は31日、民主党の候補指名を確実にしたハリス副大統領について以前はインド系だとアピールしていたのに「突然黒人になった」
トランプ氏は「ハリス氏はずっとインド系だったし、そのことだけをアピールしていた。数年前までは彼女が黒人だとは知らなかった。それが突然黒人になって、今では黒人と思われたがっている」と述べた。
自身はインド系、黒人のどちらにも敬意を持っているとし、ハリス氏に「そういう気持ちがないのは明らかだ」と主張した。
ハリス氏はインド系移民の母親とジャマイカ系の父親を持ち、以前から出自は黒人でかつアジア系だと説明している。(reuters)
数年前、CNN はカマラのインド系ルーツについてまるまる一つの特集をした。彼らはインド人女性にレポートをさせた。
Well look at this. A few years ago CNN did an entire segment on Kamala’s Indian heritage. They even had an Indian woman do the reporting.😂 pic.twitter.com/537IeEfUAl
— MAZE (@mazemoore) July 31, 2024
カマラ・ハリス「私を育ててくれた母と私の姉は、自慢の女性でした。彼女はブラウンの肌を持ち、強いアクセントを持っていました。
ナレーター:そして彼女の母、ゴパレンも、カマラ・ハリスの人生に大きな影響を与えました。彼女の姉がTwitterに投稿したところによると、「カマラ・ハリスを知るには、私たちの母がどんな人だったかを知らなければならない」とのことです。
1958年、19歳のインド人のゴパレンは、家族や故郷から何千マイルも離れてアメリカで栄養学と内分泌学の博士号を追い求めました。
彼女はすぐにUCバークレーで学びながら積極的な公民権活動家となりました。彼女は政治に関心を持ち、彼は政治家としての道を歩みました。彼女は多くのリベラルな文献を取り入れたことで知られています。
ハリスは著書で、「地球上にあるどんなタイトルや名誉も、私がシャヤマラ・ゴパラン・ハリスの娘であるということよりも優れたものはない」と述べています。
ハリスがインドを訪れることで、母親との繋がりを保ち続けました。彼女の祖父は人道的問題に対する強い見解を持ち、難民の再配置に関して官僚と密接に連携していました。その会話は彼女に強い影響を与え、インドの海岸での経験が、私が今日の自分になるための基盤を築いたと感じています。
ハリスの母親のゴパラン・チャンドランはデリーに住んでおり、彼女が亡くなった後も、ハリスは母親に指導や助言を求めることがあると言います。彼女は自分がやることすべてに対して「母親が誇りに思っているだろう」と考えています。
ハリスの名前はヒンディー語で「ロータスの花」を意味し、インド文化で重要なシンボルです。川の底に深く根を張るロータスのように、ハリスのインディアン・アイデンティティもまた、彼女の誇りであり続けています。
ハリス上院議員の主な学びの源は、母親の経験と、インドを訪れた際に母親と一緒に過ごし、また祖父母がアメリカを訪れた際の会話にあったことは疑いの余地がありません。