西尾幹二さん(89歳)が死去
石平氏によれば、西尾幹二さんが死去されたとのこと。ご冥福をお祈りいたします。
今、某出版社から入った情報では、西尾幹二先生は今日の朝に亡くなりました。われら保守論壇の大御所、私自身もいろんな場面でご指導をいただき、薫陶を受けました。謹んでご冥福を申し上げます。
— 石 平 (@liyonyon) November 1, 2024
評論家の西尾幹二氏が死去 「自虐史観」是正に尽力、ニーチェ研究の第一人者
11/1(金)
産経新聞「正論」メンバーで評論家の西尾幹二(にしお・かんじ)氏が1日、老衰のため死去した。89歳。葬儀・告別式は家族葬で執り行う。後日、お別れの会を開く予定。
東京都生まれ。東京大文学部を卒業後、同大大学院修士課程修了。静岡大講師などを経て、昭和50年に電気通信大教授に就任した。ニーチェやショーペンハウアーといった19世紀ドイツ思想史研究の第一人者としても知られた。作家の三島由紀夫らとも親交を深め、文芸評論家として文壇にも活動の幅を広げた。
先の大戦で日本とドイツの戦争責任を同一視する論調を批判し、戦後補償などについて保守の立場から論陣を張った。戦勝国が一方的に敗戦国を裁いたとの認識の下に東京裁判の不当性を訴え続けた。平成6年に第10回正論大賞を受賞した(産経新聞)
西尾幹二さんの名言、書き起こし(一部)
ドイツは50年前の話はもう忘れて、あるいは許されて、と言うけれども、おそらくドイツは1,000年許されないであろうと私は思いますね。
つまり、ドイツのやったことというのは、日本のやったことと根本的に違う。一つの民族を地上から抹殺するために、600万、700万の人間をですね、強制収容所に入れてガス室で殺したというその犯罪はですね、恐らくそりゃスターリンが似たことをやってるかもしれないけれどもね、恐らく全くですね、日本の軍国主義なんかと比肩できるような問題じゃないんですね。
で、そこでですね、日韓という関係でよく言われるのは、ドイツとポーランドの関係なんです。皆さんはね、ドイツのやった犯罪についてはユダヤ人とかジプシーのことばかり考えているかもしれないけれど、ドイツのやったポーランドに対する犯罪というのは凄まじくてですね、ドイツ人はポーランドの占領時代に小学校4年生以上の教育は許さないと、500まで教えられて、自分の名前をかければよい、と。
あとはドイツ人に従順な奴隷をつくるために、高等教育を受けた者は粛清されるべきだと言ってですね、実際に占領時代に100万人の指導階級が虐殺されているんですよ。100万人ですよ!
そして、その、例えば学校の教師とか弁護士というのは軒並み理由もなく連れ去られて虐殺されているんですね。そのようなことをやったポーランドとドイツの関係は複雑ですけど、そのポーランドですらロシアよりまだいいとドイツには文化があるからと。
日本が朝鮮民族の絶滅を一度でも考えたことがありますか。
西尾幹二さんのあの演説は絶対に継承しないといけない pic.twitter.com/1lLu1d08CB
— ERIKSON🇯🇵🇵🇭 (@ERIKSON210) November 1, 2024
(@ERIKSON210)さんのポストより