中国軍、台湾想定の上陸侵攻訓練か…面積近い海南島沖3か所で演習
12/16(木)
中国共産党機関紙傘下の環球時報(英語の電子版)は15日、中国軍が中国・海南島沖の3か所で軍事演習を始めたと伝えた。同紙は、専門家の見方として、中国軍が台湾本島に複数の方向から上陸侵攻する作戦を念頭に、戦闘準備を進めている可能性を指摘している。
演習は、海南島の北東、北西、南西の沖合で実施されている。海事当局は13日、この3海域について、実弾射撃訓練の実施などを理由に15~17日に航行を禁止するとの通達を出していた。
演習の詳細は明らかになっていない。海南島(約3・4万平方キロ)と台湾(約3・6万平方キロ)は面積が近い。専門家は同紙に「中国軍は台湾を想定した訓練をするために海南島を利用している可能性がある」と語った。
中国軍では、台湾や東シナ海を「東部戦区」が担当し、海南島や南シナ海を「南部戦区」が担当しており、今回の演習は南部戦区が中心となって実施しているとみられる。台湾有事の際には、距離が近い南部戦区の兵力も投入される可能性が高い。演習を通じて、複数の戦区による共同作戦の能力向上などを図っている可能性もある。(読売)
田母神氏「中国の台湾への侵攻作戦は準備なしに無計画には出来ない」と述べている(11/27)
中国の台湾への侵攻作戦は準備なしに無計画には出来ない。ホテルで2千人も集めてパーティをやるにも準備がいる。何万人もの兵士、何百機の戦闘機や何百隻の艦艇は詳細な計画がなければ動けない。その準備には数か月はかかると思うので自衛隊は今、毎月中国が進行準備を始めたか判断しているであろう。
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) November 27, 2021
ネットの声
本当に信仰するのなら、複数の方向から上陸する作戦をとると言われてきた。
本当に侵攻するかどうかはわからないと思う。実際にするとなれば国際的な非難の的となる。
中国の狙いは戦わずして勝つこと。実際にやるのだから手出しはするなと西側への威嚇だ。軍事侵攻となれば、中国とはいえ、ただでは済まない。米英豪も今のところ台湾に加勢するぞと姿勢を示している。
一国二制度と言いながら、実際にやるのはこういうこと。
香港の次は台湾、その次は尖閣だ。いい加減日本は平和ボケから覚めなければならない。
中国は歴史的に大きな戦いをしたことがない。あったとすれば日清戦争。強さは未知数だと思う。