ベニー・ジョンソン(政治コラムニスト。保守的な組織であるターニングポイントUSAの最高クリエイティブ責任者)
シャーラマン(ラジオ・パーソナリティ)がカマラに、ジョー・マンチンとジョー・バイデン、どちらが本当の大統領かと問う。
ハリスの補佐官、シモーン・サンダースはシャーラマンを切り捨て、質問が聞こえないふりをする。
カマラは彼を「共和党のようなこと言わないでよ」と非難し、手のひらを返した。
オーマイゴッド
Charlamagne asks Kamala who the real President is, Manchin or Biden.
Harris aide Symone Sanders cuts him off, pretends she can’t hear the question and says they have to wrap.
Kamala accuses him of “talking like a Republican” and flips out on him.
OH MY GOD pic.twitter.com/F7rYByxj7o
— Benny (@bennyjohnson) December 18, 2021
不都合な質問
シャーラマン「この国の本当の大統領は誰なのか、知りたいんだ。ジョー・バイデンなのか、ジョー・マンションなのか」
補佐官が割って入る。
「シモーン(補佐官)です。シャーラマンさん、ごめんなさい」
シャーラマン「彼女は聞こえてるのかな?聞こえないんだ?
カマラ・ハリス「聞こえてますよ」
シャーラマン「それで、本当の大統領は誰なんだ? この国の大統領は、ジョー・バイデンなのか、ジョー・マンチンなのか?」
カマラ・ハリス「いやいやいや、ジョー・バイデンですよ。彼が大統領かどうか尋ねるなんて、共和党みたいなこと言い始めないでよ。ジョー・バイデンよ、ジョー・バイデンよ。私は副大統領で、名前はカマラ・ハリスよ!」
ジョー・マンチンは、民主党穏健派で保守的な考え持つ上院議員。民主党議員でありながら、バイデン法案に反対して法案成立を阻んでいる
[ワシントン 15日 ロイター] – バイデン米大統領の看板政策である1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案「ビルド・バック・ベター(よりよき再建)」を巡り、上院民主党指導部が目指す年内可決の達成が一段と不透明になっている。穏健派議員が一部施策に反対し、党内が一致していないからだ。
関係者によると、可決の鍵を握るとみられる穏健派マンチン上院議員は子育て世帯の税額控除拡充に反対しており、バイデン大統領との意見の隔たりは依然大きいという。ただ、マンチン議員は記者団に、子育て世代の税額控除は支持していると強調、反対しているとの見方を否定した。
(Joseph Manchin III、1947年8月24日 – )は、アメリカ合衆国の政治家。民主党に所属している。
マンチン議員は、上院で共和党:民主党の勢力が50:50になりキャスティングボードを握った
今、ワシントンで最も恐れられる政治家―それは間違いなく、民主党保守派のベテラン、ジョー・マンチンJoe Manchin3世上院議員(73)だ。
炭鉱業を主産業とする保守体質の濃厚なウェストバージニアで生まれ、育ち、ウェストバージニア大学卒業後、地元政界入り、その後は州務長官(2001-2005)、州知事(2005-2010)をへて2010年連邦上院議員に初当選以来、今期3期目を務める。
州知事時代には、人望も厚く全米州知事会会長をつとめたこともある実力者として知られた。本人は自らの政治的立場を「穏健保守liberal conservative」と位置付け「進歩派progressives」と距離を置くが、上院では「最も保守的民主党議員」との呼び声高い。
50対50の「1議員」として一躍脚光を浴び始めた
昨年大統領選と同時に行われた上院選の結果、民主党が4議席増やし共和党と同数の50人となり、法案審議で両党同数の場合でも、ハリス副大統領が1票を投じることで過半数可決のめどは立ったものの、逆に議員のうち1人でも造反すればいかなる法案も成立が困難になるという、バイデン政権にとって“綱渡り”の状況が現出した。
そのまさに「1議員」として一躍脚光を浴び始めたのが、マンチン議員にほかならない。