ワリエワにドーピング疑惑報道 混合団体金のROC〔五輪・フィギュア〕
2022年02月10日07時48分
【ロンドン時事】北京五輪で8日に予定されていたフィギュアスケート団体のメダル授与式が行われなかった問題で、金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会(ROC)のメンバーで女子のカミラ・ワリエワ(15)が、ドーピング検査で陽性反応を示したのが原因である可能性が浮上した。RBCなど複数のロシアのメディアが9日、関係者の話として報じた。
報道によると、北京五輪前の検査で検出された禁止物質は心臓の治療などに使うトリメタジジン。ワリエワは団体でショートプログラム(SP)、フリーともに1位となり、フリーでは女子で初めて五輪で4回転ジャンプを成功させた。15日からの個人でも、金メダル獲得が有力視されている。
国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は9日の記者会見で、「国際スケート連盟と法的な相談が必要になった」と述べ、授与式を取りやめた詳細を明らかにしなかった。
7日まで実施されたフィギュア団体は日本が銅メダルを獲得。米国が2位に入った。
Yahoo Sports コラムニスト、ダン・ヴェッツェル氏
ドーピングでオリンピックから追放されたロシアが、15歳のスター選手による陽性反応について法的な係争中であることが報じられた。しかし、黄金の抜け道はあるのだろうか?
Russia, technically banned from the Olympics for doping, is now in a legal dispute about a positive test reportedly involving their 15 year old star figure skater. But is there a golden loophole? https://t.co/7NkO0p3BjD
— Dan Wetzel (@DanWetzel) February 9, 2022
カミラ・ワリエワが北京オリンピックの前に行ったドーピングテストに関する法的な問題で表彰式が遅れている
今日のトップストーリー-フィギュアスケート選手カミラ・ワリエワが北京オリンピックの前に行ったドーピングテストに関する法的な問題が、フィギュア団体のメダル授与式が遅れている理由です。
Our top story today – a legal issue involving an anti-doping test taken by figure skater #KamilaValieva before @Beijing2022 is the reason for the delay to the medal ceremony for the team #figureskating competitionhttps://t.co/4Ds9W6OWvT #WinterOlympics @ISU_Figure #Beijing2022
— insidethegames (@insidethegames) February 9, 2022