プーチン氏の「核の脅し」は真剣に受け止める必要、精神状態に懸念=専門家
もし、ウクライナに核が使われたらその惨状は甚大で、欧州の全面戦争に巻き込まれたくないNATOとの懸念など、世論に打ち消されてしまう。
王立国際問題研究所の国際安全保障プログラム・ディレクターのパトリシア・ルイス氏は3日、ロイターの取材に応じ、核兵器に言及したロシアのプーチン大統領について「真剣に受け止めなければならない」と警告した。
プーチン氏の精神状態について専門家から懸念する声が寄せられており、「プーチン氏が何をするのか予測するのは本当に難しい」と話す。
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— ロイター (@ReutersJapan) March 4, 2022
ロシアとの紛争は求めないが、対応の用意はある=米国務長官
3月4日、ブリンケン米国務長官は、北大西洋条約機構(NATO)はロシアからの攻撃に対して全ての同盟国と領土を防衛すると表明した。
[ブリュッセル 4日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は4日、北大西洋条約機構(NATO)はロシアからの攻撃に対して全ての同盟国と領土を防衛すると表明した。
NATO外相会合出席のためブリュッセルに到着したブリンケン氏は記者団に対して「NATOは防衛のための同盟であり、われわれは紛争を求めない。ただし、紛争がわれわれの方に来れば対応する用意がある。NATOの全領土を防衛する」と強調。
ロシア軍によるウクライナの原発への攻撃については「この戦争の無謀さと、戦争を終わらせることの重要性が示された。ロシアが全ての軍を引き揚げ、外交努力に取り組むことが重要だ」などと語った。
'We seek no conflict, but if conflict comes to us, we are ready for it,' U.S. Secretary of State Antony Blinken said as NATO foreign ministers met in Brussels to discuss Russia's invasion of Ukraine pic.twitter.com/kbmlKv9wGw
— Reuters (@Reuters) March 4, 2022
ロシア軍に襲われたキエフのボロディアンカ地区は廃墟となった。
• Rus ordusunun vurduğu Kiev'in Borodyanka bölgesi harabeye döndü. pic.twitter.com/etPzTOvYVW
— Bugün Güncel (@BugunGuncel) March 3, 2022
地元住民は、ロシア軍を撃退したと主張しており、焼け落ちた車両も見える。 pic.twitter.com/sKg90BDSVY
— ロイター (@ReutersJapan) March 4, 2022