英米が大統領脱出準備 亡命政権樹立を支援―ウクライナ
英米の情報機関と軍特殊部隊の混成チームがウクライナに派遣され、ゼレンスキー大統領の首都キエフからの退避に向けた準備を完了させました。英情報筋が明らかにしました。https://t.co/67VI4HOyWw
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) March 7, 2022
【ロンドン時事】英米の情報機関と軍特殊部隊の混成チームがウクライナに派遣され、ゼレンスキー大統領の首都キエフからの退避に向けた準備を完了させた。英情報筋が明らかにした。大統領以下、政権幹部と最高会議(議会)指導者らが北大西洋条約機構(NATO)域内の国などに脱出し、亡命政権を樹立することを想定。受け入れ国にはポーランドや英国のほか、NATO加盟国ではないスウェーデンも検討されているもようだ。
混成チームは昨年ウクライナ入りし、12月には基本計画の策定を終えたという。侵攻に対し、ウクライナ側が当初の予想を超える抵抗を続けていることに加え、ゼレンスキー氏自身、当面ウクライナにとどまる意志が固いこともあり、計画は保留されている。状況次第では、ロシア軍の支配が及ばないウクライナ西部に退避する選択肢も残されているとみられる。
情報筋は「計画はいつでも発動できる状態にある」と述べた。現在、大統領の身辺警護には英陸軍特殊空挺(くうてい)部隊(SAS)が協力しているもようだ。
ウクライナ大統領ゼレンスキー氏
プーチンについて: “彼は自分が始めた戦争を止める能力があると思う…彼は否定できない一つの重要なことを知るべきだ、戦争を止めることが彼の能力であるということを.”.
Ukrainian Pres. Zelenskyy to @DavidMuir on Putin: "I think he's capable of stopping the war that he started…he should know one important thing that he cannot deny, that stopping the war is what he's capable of." https://t.co/U5tyE1pAOs
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— ABC News (@ABC) March 7, 2022
ゼレンスキー大統領率いるウクライナ人は「激しい抵抗」をしていると、米国当局者は述べている。
3月7日19時46分
侵攻開始後初めて執務室に現れたゼレンスキー氏
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、これまで事務所のすぐ近くの通りから自身の姿を撮影してきたが、侵攻開始後初めて、室内からビデオメッセージを投稿した。
“私たちは怖くない、なぜならあなたが怖くないからだ “と、彼は武器を取り、ロシアに歓迎されないことを告げたウクライナ人たちに語った。
“だから、私はここバンコバ通りに留まっている “とゼレンスキーは言った。”この戦争、我々の真に愛国的な戦争で勝つために必要である限り、私は誰からも隠れず、誰からも恐れない“
ネットの声
そりゃ、英米は準備をするだろう。でもゼレンスキー大統領がまだ決断していない。
何も変わっていない。計画は保留されている。
最後まで戦うだろうが、どの時点での最後なのかは疑問だ。
ゼレンスキー大統領が果たして決断するのだろうか。脱出するとは思えない。
現時点、ゼレンスキー大統領が留まることを選択している。今後どうなるかはわからないが。
計画はいつでも発動できる状態にあるだけで、まだ保留だ。12月以降状況は変わっていない。
いつかは脱出したほうがいいと思うが、国民をほったらかしにしてゼレンスキーが逃げるとは思えない。
徹底抗戦を呼びかけていた大統領が一人で脱出するとは思えない。国民を残して。