愛子さま、地震被害「心よりお見舞い」 20歳の誕生日迎え会見
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初めて記者会見に臨まれた愛子さまは「一つ一つのお務めを大切にしながら、少しでも両陛下や他の皇族方のお力になれえますよう精いっぱい務めさせていただきたい」と抱負を語りました
— 毎日新聞 (@mainichi) March 17, 2022
天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは皇居・御所で17日午後、昨年12月に20歳の誕生日を迎えたことを受けた記者会見に臨まれた。成年皇族の一員として「当面は学業を優先させていただきながらにはなりますが、一つ一つのお務めを大切にしながら、少しでも両陛下や他の皇族方のお力になれますよう精いっぱい務めさせていただきたい」と抱負を語った。愛子さまが会見するのは初めて。
会見の冒頭で愛子さまは16日夜に発生した宮城、福島両県で最大震度6強を記録した地震に言及。「亡くなられた方がいらっしゃるとうかがい心が痛んでおります。ご遺族の皆さまと被災された方々に心よりお見舞い申し上げます」と述べた。
愛子内親王殿下ご成年に当たってのご感想(宮内庁)
成年という一つの節目を無事に迎えることができましたことを嬉うれしく思います。
これまでの日々を振り返ってみますと,いろいろな出来事が思い起こされ,感慨深く思うとともに,多くの学びに恵まれた色濃い歳月であったことを実感いたします。同時に,学校の先生方やお友達を始め,日常生活において本当にたくさんの方々にお世話になり,お力添えを頂きながら過ごしてきたことを身に沁しみて感じます。
様々な方と出会い,関わることを通じて,人と人とが互いに手を取り合い,交流の輪が広がっていく素晴すばらしさを学び,全ての経験が,今,私の財産となっています。今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします。
そして,成長を見守り,温かい声をお寄せいただいている国民の皆様に,この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
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天皇皇后両陛下には,これまで愛情深く大切に育ててくださり,どのようなときも一番近くで支えてくださいました。また,上皇上皇后両陛下には,幼い頃より私を優しく包み込み,お導きくださいました。心より有り難く思っております。
これからは成年皇族の一員として,一つ一つのお務めに真摯しんしに向き合い,できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております。そして,日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず,小さな喜びを大切にしながら自分を磨き,人の役に立つことのできる大人に成長できますよう,一歩一歩進んでまいりたいと思います。
まだまだ未熟ではございますが,今後とも温かく見守っていただけましたら幸いに存じます。
世の中に目を向けますと,新型コロナウイルス感染症により,多くの方が亡くなられたことに胸が痛みます。また,この感染症の影響を受けて,現在も大勢の方々が厳しい生活を送られていることと案じています。全ての方に,平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを願うとともに,また以前のように皆様とお会いし,お話しできるようになる日を楽しみにしております。
参考記事
(画像:宮内庁)