来年からの高校教科書、領土問題も拉致も内容薄く…自国の危機伝えぬ教育
2022/3/29
29日に結果を公表された教科書検定で合格した選択科目の「地理探究」と「政治・経済」では、北方領土、竹島、尖閣諸島をすべての教科書が「固有の領土」とした一方、「日本史探究」「世界史探究」では表現の徹底が図られなかった。北朝鮮による拉致問題に関する記述も乏しい。先の大戦に関する自虐的記述が多く残る中、自国への主権・人権侵害や危機に対する意識の低さが際立つ。(大泉晋之助)
平成30年改定の新学習指導要領では「地理探究」「政治・経済」で北方領土、竹島、尖閣諸島に関し「固有の領土」と記述することを求めているため、全社がならった。
スポンサーリンク
一方、「日本史探究」「世界史探究」では指導要領がそこまでの記述を課していないため、「固有の領土」との表記は一部にとどまる。
また、帝国書院の「地理探究」では、北海道と北方領土の色が別の色で塗り分けられた地図に検定意見が付され、修正された。
拉致については地理歴史・公民の教科書のほとんどで記述があるが、北朝鮮との外交関係で「解決すべき課題」などと触れるのみ。経緯などに関する詳しい解説はなく、人権侵害に対する問題意識は希薄だ。(産経新聞)
高校の新科目「日本史探求」などの教科書を初公開(2022年3月29日)
来年4月から高校で使われる教科書の検定が終了し、選択科目として新たに導入される「日本史探求」や「世界史探求」などの教科書が初めて公開されました。
今回の教科書検定は、去年4月に政府が「従軍慰安婦」と「強制連行」という表現が不適当であるとの答弁書を閣議決定してから初めてです。
この閣議決定に基づき「強制連行」などと記載していた12点の教科書が「政府の統一的な見解に基づいた記述がされていない」との意見を受け、「連行」を「動員」に変えるなどの修正が行われました。(ANN)
ネットの声
竹田恒泰氏の不合格教科書を合格させろ。
隙あらば反日しようという教科書、めまいがしてくる。
意味不明。帝国書院は次回から排除すべきだ。ふざけすぎている!
岸田氏と末松氏はクビでお願いします。
せっかく萩生田さんが強制連行の壁をこじ開けたのに、また緩くなってるのか。岸田政権はダメだこりゃ。
岸田氏に国家観はない。とにかく事なかれ。それだけ。
反日的な教科書作る企業は次から排除すべきだ。
帝国書院の「地理探究」では、北海道と北方領土の色が別の色で塗り分けられた地図」ってどういうことだ!