電動キックボード“飲酒運転”続出…利用者直撃「4杯飲んだ」
4/21(木)
法律の改正によって規制が緩和される「電動キックボード」の迷惑走行が、後を絶ちません。番組の取材で、若者らによる飲酒運転が続出している実態が明らかになりました。
■利用者急増…“ルール違反”続出
最近、街中で見掛ける機会が増えた、電動キックボード。19日には、改正道路交通法が成立し、2年以内をめどに、運転に必要な免許が16歳以上であれば、不要になります。
しかし、車道の走行が義務付けられているにもかかわらず、これを無視。さらに、信号を守らないなど、交通ルールに反した運転が続出しています。
飲食店の通常営業が行われているにもかかわらず、過ごしやすい気温となったためか、街では路上飲みをする人が急増。その上、電動キックボードを利用し、「飲酒運転」する人が後を絶たないというのです。(テレ朝)
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電動キックボード免許不要、自動運転「レベル4」解禁へ 改正道交法のポイント
2022年04月21日
電動キックボードの公道での走行ルールなどを盛り込んだ道路交通法(道交法)の改正案が衆議院で可決され、成立した。
改正道交法は、自転車と同等の最高時速20キロ以下で走行する電動キックボードを「特定小型原動機付自転車」と定義し、16歳以上であれば免許不要で運転できるようにする。
これにより、日本国内での電動キックボードの扱いが確定する見込みだ。改正法では自動運転の「レベル4」も許可制で解禁する。
電動キックボード走行時のヘルメット着用は「努力義務」とし、車道に加え、普通自転車専用通行帯、自転車道の走行が可能となる。
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シンガポール、人気の電動キックボードに「禁止令」
手軽さで人気を集めた電動キックボード(通称eスクーター)が、シンガポールの道路からほぼ消えた。事故が増えたため、国が規制を強化し事実上の禁止扱いとなった。「歩道を安心して歩ける」と規制を歓迎する声が多い一方、利用者からは不満の声があがる。
政府当局は4日、eスクーターの歩道での使用を5日から禁止すると発表した。違反者の罰金は2千シンガポールドル(約16万円)にもなる。車道での使用はすでに禁止されており、唯一使用が認められているのは、自転車専用レーン。ただ同レーンはわずかしかないため、利用者は事実上の「禁止令」と受けとめた。
しかし一転して、事実上の禁止に追い込まれたのは、無謀運転で事故が増えたためだ。政府は時速10キロメートルに速度制限するなど対応してきたが、9月には死亡事故も起きた。廉価品では、電池発火によるアパートでの火災も相次ぎ、危険な乗り物のイメージも強まった。
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ネットの声
電動キックボードの開発者です。 使い方によってはとても便利な道具ですが、小径タイヤ故に自転車やバイクよりも路面の影響を受け易く、現状の日本道路行政のままで免許不要(安全教育なし)で運用するのは非常に危険です。いろんな意味で危うい試みだと感じています。
現時点は免許ありの状況にもかかわらず歩道を走行する違反があるが?
地下でパフォーマンスした維新の議員がいたが、現実は車が走り、子供や老人が歩いてたり、自転車が走ってたりする世界なんですけどね。
なんで免許なしにしたの?なんかの利権?
気軽に乗れるようになるいい気になっているが、けっこうヤバい乗り物だし、そのあたり周知しとかないと事故は増えそう。
シンガポールは事故多発で禁止。日本はどうなってんの?
自転車でさえ“アシスト”なのに、何故に完全電動の乗り物で免許不要なのか理解に苦しむ。
参考記事
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