イーロン・マスク、440億ドルのツイッター買収が保留になり、「リブ(*)に借りを作るのは安くない」とジョークを飛ばす。
・マスク氏は土曜日に、「リブを所有することは安くはないだろう」とジョークを飛ばした。
・彼は最近、440億ドルのツイッター買収が「一時的に保留」になっていると主張した。
・しかし、内部関係者によると、交渉は以前と同じように進んでいるとのことです
・マスク氏は買収の値段を下げようとしているとの見方が多い
2022年5月14日
イーロン・マスクは、440億ドルでのツイッター買収を保留にすると主張した後、「リブを所有する」ことは安くない、と冗談を言った。
リブを所有することが安いと思った人は、ソーシャルメディア企業を買収しようとしたことはないだろう!」。マスク氏は土曜日にこうツイートした。さらに、『少なくとも、リブの集合体はそう考えているようだ、ハハ』と付け加えた。
(*)「オウンニング リブ」とは、保守派が使うネットスラングで、リベラル派を議論で負かしたり、困らせたりすることを指す。
アナリストや関係者の間では、マスク氏の金曜日のツイートは、ツイッターの取締役会で承認されたものの、買収が完了するのは数カ月後であることから、買収額を下げる交渉を有利に進めようとしたものだと広く受け止められている。
ドナルド・トランプ氏は、金曜日に自身のTruth Socialプラットフォームでコメントし、1株あたり54.20ドルの支払いに合意した後、マスク氏がツイッター買収のためにより良い交渉をしようとしていることを示唆した。
元アメリカ大統領は、テスラのCEOがまだツイッターの取引を中止していない唯一の理由は、10億ドルの違約金があるからだと述べた。
「イーロン・マスクがツイッターをこんな馬鹿げた値段で買うわけがない。特に、ツイッターは大部分がボットやスパムアカウントに基づく会社だと分かっているのだから」とトランプ氏は書いた。
「もし馬鹿げた10億ドルの違約金がなかったら、イーロンはとっくにいなくなっていただろう」と付け加えた。
今週、マスク氏は、トランプ氏がツイッターを再開することを認めると発言し、激しい議論を巻き起こした。これは、禁止や検閲ではなく、言論の自由の側に立つつもりだという以前の宣言と一致している。(dailymail)
イーロン・マスク氏のツイート
At least, that’s what the lib hivemind thinks haha
— Elon Musk (@elonmusk) May 14, 2022
マスク氏は既に拘束力のある買収契約書に署名済みだ。1株当たり54.20ドルの現金取引(総額で約440億ドル)となっている。SEC提出文書によると、マスク氏がこの契約を破棄する場合、10億ドルの違約金を支払う義務がある。(itmedia)