下院監視委員会「下院は弾劾調査決議を可決した」
この投票により、我々はホワイトハウスの妨害と戦うためのより良い法的立場を得た。
🚨BREAKING: The House Has Passed the Impeachment Inquiry Resolution.
With this vote, we are now in better legal standing to fight the White House’s obstruction.
— Oversight Committee (@GOPoversight) December 13, 2023
下院はジョー・バイデンに対する弾劾調査開始を正式に決議した
🚨BREAKING: The House has officially passed the resolution formally opening an Impeachment Inquiry into Joe Biden. pic.twitter.com/h1TSEuN8uz
— Benny Johnson (@bennyjohnson) December 13, 2023
バイデン米大統領の弾劾調査、下院が正式承認可決-ハンターの不正疑惑で
2023年12月14日
バイデン米大統領の次男ハンター・バイデン被告が海外ビジネスに絡む不正に関与したとされる疑惑を巡り、共和党が多数を握る米下院では13日、大統領の弾劾に向けた調査を正式承認する決議案が賛成221、反対212で可決された。
ロサンゼルスの米連邦大陪審は今月、ハンター・バイデン被告を3件の重罪と6件の軽罪を含む税関連の9件の罪で起訴した。同被告は違法薬物への依存状態で銃を所持した罪でも9月に起訴された。
弾劾の仕組み
弾劾は大統領の解任を意味すると広く誤解されている。だが実際には、弾劾は下院による「訴追」を意味する。
弾劾の調査がどう開始されるべきかは議論の対象になっている。下院司法委員会のコリンズ筆頭委員(共和)は、正式な弾劾調査は、下院全体の投票で可決されない限り始まらないとの立場だ。一方の民主党議員は、こうした採決は必要ないとしている。
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下院の定数435人の単純過半数が「弾劾条項」と呼ばれる訴追を可決すれば、上院において弾劾裁判が行われる。
弾劾裁判では、下院議員が検察官、上院議員は陪審員の役割を担い、最高裁長官が裁判長を務める。「有罪」の評決を下し、大統領を解職するには、定数100人の上院で出席議員の3分の2の多数が必要だ。
議員らは、刑事裁判における場合と同様に、「合理的な疑い」を差し挟む余地がない程度に容疑を立証する必要がある。(reuters)
下院では9月に監視・説明責任委員会がバイデン氏の弾劾調査に着手している。しかしこの時、採決による同意がなかったため、今回の正式承認によって委員会の法的な監視権限などが強化される(時事通信)