弱将の下に弱卒あり:バイデンのもと、2年半前にアフガニスタン撤退で13人の米兵が殺されてから、またも悲劇。
米兵3人死亡、イラン支援の武装組織がヨルダンの米軍基地を攻撃
2024年1月29日
米国の発表によれば、イランが支援する武装グループがヨルダン北東部のシリア国境近くの駐留米軍基地を無人機で攻撃し、米兵3人が死亡、25人が負傷した。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以来、親イラン組織による駐留米軍への攻撃が続いているが、死者が出たのは今回が初めて。
これを受けてバイデン大統領は28日、報復を明言。声明で「まだ事実把握の最中だが、攻撃はイランの支援を受けてシリアとイラクで活動する過激派武装グループによるものであることが分かった」とした上で、「攻撃に関与した全員に責任を取らせるべく、米国が選択する時と方法で行動する」と述べた。
事情に詳しい関係者によると、バイデン政権は米軍に死者が出なかった過去の攻撃と比べ、今回はより強い対応が正当化されると考えているという。
バイデン大統領はその後、ノースカロライナ州コロンビアでの選挙イベントで、「われわれは対応しなければならない」と語った。
今回の攻撃で米国とイランの緊張は一段と高まり、共和党議員の間からは大統領にイランへの攻撃を求める声が直ちに挙がった。上院軍事委員会のウィッカー共和党筆頭理事は声明で、「イランとその代理勢力による度重なる攻撃には、イランの目標物と指導部への直接攻撃で対応しなければならない。バイデン政権のこれまでの対応はさらなる攻撃を招いただけだ」と指摘した。
外交政策で共和党タカ派の代表格、グラム上院議員は声明で「今すぐイランを攻撃せよ。徹底的に叩くのだ」と述べ、米国のより強い対応をあらためて求めた。
中東で3人の米軍人が殺害され、さらに数十人が負傷したと我々が知った同じ日に、バイデンは自身の外交政策に関する資格を自慢した。「私は長い間、外交政策に携わってきた…」
Biden brags about his foreign policy credentials on the same day we learned three U.S. service members were killed and dozens more were injured in the Middle East: "I've been doing foreign policy for a long, long time…" pic.twitter.com/QG673nEStO
— RNC Research (@RNCResearch) January 28, 2024
バイデンは、サウスカロライナ州での選挙活動の最後の最後に、中東でイランに支援された武装勢力によって殺害された3人のアメリカ軍人にようやく答えた:「昨夜は大変な一日だった」
Biden, at the very end of a campaign stop in South Carolina, finally responds to the three American service members killed by Iran-backed militants in the Middle East: "We had a tough day last night" pic.twitter.com/4lX2D3IFpM
— RNC Research (@RNCResearch) January 28, 2024