《1枚の領収書で2件の支出》茂木敏充自民党幹事長が選挙経費を“二重計上”していた 公選法違反の疑い
自民党の茂木敏充幹事長(68)が、2021年の衆院選にかかった経費を“二重計上”していたことが月刊誌「文藝春秋」編集部の取材で分かった。公職選挙法違反の疑いがある。
茂木氏が栃木県選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」には、栃木市内の製造業・A社に対する支出が記載されている。
〈令和3年11月12日 47,592円 電気代 A社〉
茂木氏の支援者が語る。「選挙期間中、茂木氏はA社から事務所を借りていました。そこにかかった電気代を支払ったのでしょう」
他方、茂木氏が代表を務める政治団体「自由民主党栃木県第五選挙区支部」の政治資金収支報告書にも、A社に対する支出が記載されている。
〈令和3年11月12日 47,592円 備品 A社〉
支出の目的こそ異なるものの、同日付で、1円単位まで同じ金額が支出されている。いったい、どういうことか。
驚いたことに、この2枚の領収書は、日付や宛名、但し書き、金額の筆跡が同一だ。コピーによるものと見られる擦れこそあるものの、手書きされた文字については一言一句、完全に一致する。この2枚の領収書が同じものであることは一目瞭然だ。
政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授はこう指摘する。「領収書が1枚しかないということは、どちらか一方の支出は、実際には支払われていなかったということになる。つまり、手元に残ったお金が裏金になっていることを意味します。領収書を確認したうえで、それに基づいて支出を計上しているということは決して事務的ミスとはいえないでしょう。
茂木氏の事務所に尋ねると、次のように回答した。「選挙区支部の政党活動にかかる支出として選挙区支部の収支報告書に計上すべきところ、事務的ミスで選挙運動費用収支報告書に計上されていることが判明しましたので、速やかに訂正します」「文藝春秋」
ネットの声
幹事長まで疑惑発生。泥沼自民党どこまで広がるのか。なんにしても国会審議を進めるうえでの障害が又一つ。満身創痍の自民党。
いい加減、国税は政治家を徹底的に調べるべき。
二重記帳で経費水増しが犯罪にならないなら、民間もどんどんやるべきってなるだろ。辞任しろ。
訂正したからセーフ?舐めてんの?
こいつら完全に国民舐めてるだろ。
税務署も脱税調査をすべきと思います。国民には、厳しく納税を命令しますが、こういう分かりやすい脱税には無関心なのでしょうか?
事務的なミスなどで許されるなら、何の為に法律やルールがあるのか?
不正があったことが事実なら選挙法というのがあるんだからしっかり責任取らせるべき。
国民がこれやったら国税から重加算税請求されるよな。なんで議員だけセーフなんだよ!
ミスじゃねーんだよ。とっとと辞めろ裏金自民党幹事長!!