もう勝負は決しているのに、「スーパーチューズデーが天王山」と藁(わら)にもすがる思いの毎日・NHK
2/25(日) トランプ氏は5連勝。唯一残るライバルのニッキー・ヘイリー元国連大使(52)の地元で勝利したことで、党候補指名を確実にしたとの見方が強まりそうだ。
共和党候補指名争いは今後、計16州・地域の予備選・党員集会が集中する3月5日の「スーパーチューズデー」が天王山となる(毎日新聞)
ABCテレビはトランプ前大統領が勝利を確実にしたと伝えました。トランプ氏を追う、ヘイリー元国連大使の地元の州でも勝利を確実にしたことで、トランプ氏が党の指名獲得に向けて大きく前進しました。
ヘイリー氏は今回の予備選挙のあとも撤退はせず、多くの州で候補者選びが一斉に行われる来月5日の「スーパーチューズデー」に向けて選挙戦を続ける考えを示しています(NHK)
朝日新聞、FNNは涙目で愚痴
トランプ前大統領(77)が、一騎打ちになっているヘイリー元国連大使(52)を破り、勝利を確実にした。トランプ氏は党内での独走態勢をますます固め、大統領選の共和党候補になる見通しがより確定的な情勢となった(朝日新聞)
ヘイリー氏は、地元で敗北しても「選挙戦から撤退しない」と繰り返し訴えているが、現時点でトランプ氏を逆転できる見通しは立っていない。
共和党内からは、選挙戦の継続がバイデン大統領との再戦が予想されるトランプ氏の11月の大統領選挙に悪影響を及ぼすと批判されていて、撤退圧力は一層強まっている(fnn)
反トランプ筆頭の産経は、トランプ大統領の粗探しに必死
連勝のトランプ氏は党指名に向けて圧倒的強さを見せ、ヘイリー氏には予備選からの撤退圧力が一段と強まりそうだ。
一方で起訴された4件の刑事裁判やビジネスに絡む民事訴訟を抱えている。法廷闘争の費用に多額の出費を迫られ、支持者の寄付金の一部も流用していると報じられており、裁判と資金対策が今後の課題となる(産経新聞)
時事通信は、ここに至ってもヘイリーを必死で応援
ヘイリー氏は知事を務めた地元州でも勝てずに5連敗を喫し、今後の展望は極めて厳しくなった。
一方、反トランプ派の支援を受けるヘイリー氏は24日、米メディアの取材に対し「戦い続ける」と強調。サウスカロライナで敗北しても撤退しない意向を示してきた(時事通信)