X(旧Twitter)で「いいね」と「リポスト(リツイート)」の数が非表示になることがイーロン・マスクの投稿で判明
2024年3月8日
イーロン・マスク氏が、X(旧Twitter)のタイムラインから「いいね」や「リポスト(リツイート)」の数を非表示する計画の存在を明らかにしました。合わせて、投稿に「いいね」を付ける方法の変更も検討しているとのことです。
Xの表示変更計画は、DogeDesigner氏の投稿にマスク氏が返信したことで明らかになりました。まず、2024年3月7日にDogeDesigner氏が「Xはタイムラインから『いいね』と『リポスト』の回数表示を削除することを検討しています。投稿タップ後の画面では表示されたままです」と投稿。
そしてDogeDesigner氏の投稿から約1時間後にマスク氏が「それは間違いなく起きています。タイムラインには他の指標の代わりに『投稿の表示回数』だけが表示されます」と投稿し、タイムライン上で「いいね」や「リポスト」の数を非表示にする計画の存在を認めました。
なお、記事作成時点ではタイムラインから「いいね」と「リポスト」の回数表示が消える時期は不明です(Gigazine)抜粋
「タイムライン上の投稿では右上に投稿時間と表示回数が記され、下部には何も表示されません。投稿を右にスワイプすると返信でき、左にスワイプすると『いいね』を付けられ、タップしたり長押ししたりすると他のアクションを実行できます」
「この1年間、これをやりたくてたまらなかったんだ」
I’ve been dying to do this for a year
— Elon Musk (@elonmusk) March 7, 2024
メディア司会者、コリン・ラグ氏
イーロン・マスクは、Xがタイムライン表示から「いいね!」と「リポスト」を削除し、インプレッションだけを表示することを確認した。
これは素晴らしいアイデアだ。「いいね!」と「リポスト」は、ユーザーが投稿をクリックすれば見ることができるようになる。
NEW: Elon Musk has confirmed that X will be getting rid of ‘likes’ & ‘reposts’ from the timeline view and just show impressions.
This is a great idea.
Likes & reposts will be able to be viewed once the user clicks on the post.
The move is further proof that the X algorithm… pic.twitter.com/MdjA2iNqkm
— Collin Rugg (@CollinRugg) March 7, 2024
この動きは、Xのアルゴリズムがリポストや「いいね!」をほとんど重視していないことのさらなる証拠であり、それゆえXがこれらの指標を重視するユーザーを抑制している理由である。
リポストと「いいね!」の削除は、タイムラインの「断捨離」にもなる。
Xは、「いいね!」やリポストよりも、投稿に費やした時間や動画の視聴時間など、投稿を後押しする指標に集中するようクリエイターを「訓練」しようとしている可能性が高い。
ソーシャル・プラットフォームとしてのXの目標は、ユーザーをできるだけ長くサイトに滞在させることであり、そのためにアルゴリズムが読み続けられ、視聴され続ける投稿を優遇しているのだ。
この決定により、ユーザーが「いいね!」やリポストのために “ファーミング “(意図的にいいねなどを増やすこと)することもなくなるだろう。
ネットの声
すばらしい説明ですね、コリン。ありがとう。変化は常に、日常化する前に困難を伴います。
これは小規模なアカウントにも役立つはずです。多くの「いいね!」や再投稿が見られるというバイアスにより、ユーザーは「いいね!」や再投稿をする可能性が高くなります。今後、ユーザーはそのエンゲージメント レベルに左右されなくなります。
混乱が減るのを期待しています。
そうですね、今のところ人気はないようですね。結局のところ、コンテンツの消費者 (読者/視聴者) が最優先されます。彼らにとって最高の経験とは何でしょうか?X とクリエイターは、コンテンツ消費者に可能な限り最高のコンテンツ/エクスペリエンスを提供したいと考えているはずです。
まったく賛同しかねる。