“水原一平氏の在籍記録なし 大学担当者が明らかに” 米報道
ロサンゼルスの地元メディア「NBCロサンゼルス」は21日、大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平氏について「カリフォルニア大学リバーサイド校を卒業したと複数の報道が伝えているが、大学の広報担当者は学校に在籍した記録がないことを明らかにした」と報じました。
水原氏の経歴については大リーグの公式ウェブサイトに2021年7月10日付けで掲載された記事にも「水原氏は日本で生まれ、アナハイムの近くで育ち、ダイヤモンド・バー高校とカリフォルニア大学リバーサイド校に在籍していた」と書かれています。
水原一平氏 学歴詐称か“大学の広報担当者が在籍否定”米報道https://t.co/lP6qYBV8dl #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 23, 2024
地元メディア「NBCロサンゼルス」が報道「学校に出席した記録はない」
3月23日
ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏に学歴詐称疑惑が浮上した。違法賭博に関与した疑いで20日(日本時間21日)にドジャースを解雇され、大きな問題となっている。地元メディア「NBCロサンゼルス」によると、卒業したとされるカリフォルニア大リバーサイド校には記録がないという。
同局は「ミズハラはカリフォルニア大学リバーサイド校卒業と報じているメディアもあるが、同大学の広報担当の話では、彼がその学校に出席した記録はない」と伝えた。
北海道苫小牧市出身の水原氏は、幼少期に米国に移住。2012年から日本ハムの球団通訳を務め、ブランドン・レアードやクリス・マーティンらをサポートした。2017年には大谷のエンゼルス移籍に伴って専属通訳に。通訳にとどまらず、運転手やキャッチボールの相手なども務め、ファンからも支持を得ていた。(Full-Count編集部)
水原一平は日本で生まれ、1990年代初頭に米国に移住した。
学校のウェブサイトによると、日本語通訳者はダイヤモンドバー高校に通っていたという。一部の報道では水原氏がカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業したとされているが、同大学の広報担当者はNBCLAに対し、水原氏が同校に通っていた記録はないと語った。
公的記録によると、39歳の彼の公式住所は1992年以来ダイアモンド・バーであり、60代の両親と同居している。
ダイアモンド・バー高校のウェブサイトによると、水原氏は以前、ボストン・レッドソックスで2007年から2011年にMLBキャリアを積んだ岡島秀樹氏の通訳を務めていたという。
ボストンを離れると、水原は日本野球機構(NPB)の北海道日本ハムファイターズの通訳として日本に戻り、そこで大谷と出会った。大谷は2013年にルーキーとして北海道に入団。大谷がロサンゼルス・エンゼルスと契約したとき、水原も一緒に連れて行った(nbc)