国民、玉木代表「大林ミカ氏が辞めて済む話ではない」
国民民主党の玉木代表が、28日Xを更新し、今事件になりつつある、中国国営企業の電子透かし問題についてポストし、内閣府タスクフォースを辞任した大林氏について言及した。
ポストでは「辞めて済む話ではない、なぜ辞めなければならないような人を選んだのか、財団の主張する再エネ推進や反原発の主張に他国の影響はなかったのか、選任した河野大臣には説明責任がある。審議会等のメンバーについてもセキュリティクリアランスの導入を検討すべき」、とし河野氏への説明責任、責任追及への構えを見せた。
玉木氏は27日のポストでも、河野外務大臣時代の「気候変動に関する有識者会合」のメンバー9名のうち3名が「自然エネルギー財団」のメンバーであるとし、正当性にも疑念の声をあげ、河野大臣、岸田内閣は、この問題を正面から受け止めて対処すべきであると述べていた。
国民民主党は自然エネルギー財団のエネルギー政策への関与のあり方について、数年前から問題視しており、国会でも取り上げてきたことから、本国会での徹底追及への期待の声が上がった(TNW)
再エネ資料に中国企業ロゴ問題 国民・玉木代表に直撃 日本の政策決定がゆがむ恐れ「徹底調査行うまで議論は中断すべき」
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再生可能エネルギー導入に向けた規制の見直しを目指す内閣府のタスクフォースや経産省のヒアリングなどに提出された資料に中国国営企業「国家電網公司」のロゴマークの透かしが入っていた問題をめぐり、安全保障上の懸念が強まっている。
玉木氏「エネルギーは国の安全保障に影響を与える重大な案件だ。中国の国営企業の影響を受けているのかどうか明確にしないと、今後の再生可能エネルギー政策のみならず、原発政策にも影響を与えかねない。セキュリティークリアランスの観点からも懸念はあり、タスクフォースの構成員の選定プロセスなどを徹底調査して明らかにしないと、日本の政策決定がゆがんでしまう恐れがあると非常に強く感じた」
玉木氏は「政策をそういう方向に持っていこうという意図があるのなら問題だ。中国やロシアからの電力輸入に頼るような状況は国益に反する。ロシアの天然ガスに依存していたドイツと同じような状況になってしまう」と話す。
玉木氏は「エネルギーという国家の基本に関わることを議論するなかで、不当に外国の勢力を関与させないことは大事だし、疑念を晴らす意味でも政府としては責任ある調査を行い、真相を解明した上で、公平公正なエネルギー政策の議論を行えるような環境を整えるべきだ。国民の納得を得られるまでは、タスクフォースや電力システムの改革など、自然エネルギー財団を入れた議論はいったんストップすべきだ」と指摘する。(夕刊フジ)
ネットの声
一旦議論は中止すべきどころか、一旦TFを解散すべきレベルの話だ。
大林ミカ氏が記者会見で「電網公司の資料の一部を使用しただけ。」「ロゴが残っていることに気が付かなかったたけ。」ということを弁明をしていたが…
タスクフォースに提出した資料に何故「電網公司の資料を引用している」旨を明記しなかったのか?普通は引用元を記載するだろう。
まさにその通り。これは一般の報道内容以上に深刻な問題です。ましてや政治資金パーティに外国人の制限が無いこと含めて考えれば、彼ら与党の政治家が国政を預かるに足る信頼をおける存在かどうか一層、怪しくなってきた。
『管轄外です』とか返答しそうな人なので、答弁に及して逃げられない質疑をお願いいたします!
河野大臣にもセキュリティクリアランスを
この機を逃さず膿をだし切って欲しい…
透明性と責任の所在が明確にされるべきで、特に公共の利益にかかわる重要なポジションに就く方々には、選任理由を含めて厳格な基準が求められるべきです。首相や大臣、そして有識者の選定過程も公開し、国民が納得できる形を目指すべき。
この事件を夕刊フジ、産経以外がほとんど報じていないのはなぜ?
エネルギーなどインフラを中国におさえられると、戦争になると中国が有利になる。つまり戦争を仕掛けられやすくなる。
国家安全保障に関わる重大な事案ですので調査を徹底する必要がある。セキュリティクリアランス導入が必要。