水原一平元通訳は罪状を認める方向で交渉すると米報道 大谷翔平の口座から盗んだのは6・8億円以上か
4月11日
米ニューヨークタイムズは10日(日本時間11日)、ドジャース・大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)が、大谷の銀行口座から450万ドル(約6億8000万円)以上の金額を盗んだ可能性がある根拠をつかんでいると報じた。
「大谷の元通訳が罪状を認める交渉をする」という見出しで記事を公開。違法スポーツ賭博などに関与した疑いなどですでにドジャースからは解雇されており、その借金を大谷の口座から盗んで返済にあてたという疑惑も浮上している。
同記事では「検察当局は、水原容疑者が当初告発された450万ド以上の金を大谷から盗んだ可能性がある証拠をつかんだという。特に、当局は水原が大谷の銀行口座の設定を変更し、大谷が取引に関する通知や確認を受け取らないようにすることができたという証拠をつかんだと考えている」とし、捜査には大谷も協力しているとした(スポーツ報知)
大谷の元通訳の水原一平氏は、大谷の金銭窃盗容疑に関して有罪を認める方向で交渉中だ。捜査の一環として、大谷は連邦捜査局の聴取を受けている。
EXCLUSIVE and BREAKING:
Ohtani's former interpreter Ippei Mizuhara is in negotiations to plead guilty in connection with the purported theft of Ohtani's money. Ohtani has been interviewed by the feds as part of the investigation.
w/@tarangoNYT https://t.co/8DyZvRIpFA
— Michael S. Schmidt (@nytmike) April 11, 2024
大谷翔平の元通訳が有罪を認める交渉中
水原一平は、大谷翔平の銀行口座から数百万ドルを盗んでギャンブルの借金を補填した罪に問われている。
大谷翔平選手の元通訳で、先月末に解雇された水原一平氏は、水原氏が違法なブックメーカーに借りた借金を肩代わりするために、大谷選手の銀行口座から数百万ドルを盗んだという疑惑がある。
大谷選手が所属するロサンゼルス・ドジャースが韓国で開幕2連戦を戦っている最中に窃盗疑惑が報じられ、約3週間前に始まったこの捜査は、捜査が継続中であることを理由に匿名を条件に話した関係者によれば、急速に終結に近づいているという。
連邦判事の前で水原が有罪を認めれば、大谷が2週間前に記者団に語った、「金銭に何が起こったのか知らなかった」という証言を裏付けることになる。
検察当局は、水原容疑者が当初告発された450万ドル以上の金を大谷選手から盗んだ可能性がある証拠をつかんだという。特に、当局は水原が大谷の銀行口座の設定を変更し、大谷が取引に関するアラートや確認を受け取らないようにすることができたという証拠を掴んだと考えている、と3人は語った。
大谷選手の弁護士は当初、窃盗疑惑について連邦当局に警告を発し、大谷選手は連邦当局の捜査とメジャーリーグが行っている捜査に協力することを公言した。連邦捜査当局は、大谷選手と水原投手との関係を詳しく知るために、ここ数週間で事情聴取を行ったという。
連邦検察官や裁判官は、迅速に罪を認めることで政府の仕事を容易にする被告を、より好意的に見ることが多いからである。
ドジャースが水原を解雇して以来、水原がどこで何をしていたかはほとんど知られていない。韓国からカリフォルニアに戻った水原は、飛行機を降りた後、警察当局に呼び止められたと3人は語った。水原が当局に何を話したかは不明だが、逮捕はされなかった。