蓮舫氏の二重国籍疑惑、再燃 明らかにされたファクトと疑問
問題の発端は2016年8月に、言論プラットフォーム「アゴラ」で、八幡和郎氏が「蓮舫氏は二重国籍ではないか」と疑問を呈したのがきっかけだった。
これに対して彼女の説明は「私は生まれながらの日本人だ」とか「18歳で日本に帰化した」などと二転三転したが、そのうち二重国籍だったことを認め、「台湾政府に国籍離脱を申請した」と説明した。これは9月15日に行われた民進党代表選挙の直前で、党内でも「延期すべきだ」という意見があったが、彼女は代表選に圧勝した。
その後も「違法状態の解消に努めている」という曖昧な説明を続けたが、証拠を見せなかった。これでは選挙が戦えないので、党内から不満が噴出し、ここに来てやっと戸籍謄本を見せ、これまで指摘された違法行為を認めた。
ここまで重大な違法行為を認めたら辞任するのが常識だが、彼女は「民族差別だ」とか「排外主義」などと問題をすり替えて辞任を拒否した。「二重国籍だと知らなかった。故意ではない」というのだが、それは本当だろうか?(jbpress)
蓮舫氏の国籍に関する発言
(出典:夕刊フジzakzak)
二重国籍疑惑が発覚した際、テレビで「18歳の時に国籍放棄した」と発言していた
辛坊治郎氏「一応、蓮舫さん伺っときますが、あの週刊誌やネット等の噂でですね、二重国籍で台湾籍をお持ちなんじゃないのかって話があります。これについては?」
蓮舫氏「あの、今そういう噂が流布されるのホントに正直悲しいんです。あの国連の男女差別撤廃条約を日本が…」全く関係ない話で話をすり替えようとする。
辛坊治郎氏「いや、もう一言なんです。一言違うという話なら、それだけの話です」
蓮舫氏「私は生まれた時から日本人です。台湾籍は抜いています。18歳で日本人を選びました」
国籍に関して大嘘をついた蓮舫が都知事でいいのか?(怒)。蓮舫の二重国籍問題を週刊誌が報じ始めた2016年9月の放送。辛坊治郎氏「一応、蓮舫さん伺っときますが、あの週刊誌やネット等の噂でですね、二重国籍で台湾籍をお持ちなんじゃないのかって話があります。これについては?」蓮舫「あの、今そう… pic.twitter.com/sNnzqiMpwN
— Cat すず (@Catsuzuchan_01) May 27, 2024
Cat すず(@Catsuzuchan_01)氏のポストより
1992年6月 朝日新聞 「赤いパスポートになるのがいやで、寂しかった」
(Bloged Maniac Enthusiasm)氏のブログより
1993年2月6日号対談記事 週刊現代 「父は台湾で、私は二重国籍」
1993年3月16日 在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい
蓮舫氏が同年4月から、テレビ朝日系のニュース番組「ステーションEYE」の新キャスターに就任することを伝えるものだが、その中に、こんな記述がある。アジア諸国の人間模様を蓮舫さんが特派員として中継をする予定だという。蓮舫さんは『在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい』と話した。
(産経新聞)
1997年2月 女性誌「CREA」で蓮舫氏が「国籍は台湾」(産経新聞)
どうせ蓮舫さんの二重国籍が話題になるが多分そこを掘っても何もないが、今では「日本人であることを戸籍で証明させようとする社会は正しくない!多様性の実現!うぎゃあ」いってる蓮舫さんであるが、かつては「今、私が日本人でいるのは日本のパスポートが外国に行きやすくて都合がいいから。私にはそ… pic.twitter.com/zyZQp58z3G
— 丹羽薫(ニワカちゃんの憂鬱) (@NIWA_KAORU) May 27, 2024
二転三転した後、2017年07月18日 民進党 蓮舫代表記者会見で「(2016年)9/23に台湾から9/13付けの国籍喪失許可証書を受領した。選択宣言の日付は10/7」と発言
1985年の改正国籍法施行によって、私は17歳の時に届出て日本国籍を取得しました。あわせて、台湾籍放棄の手続きを父が完遂してくれたものと理解したまま、昨年の指摘まで、台湾籍を持っていると思った事もありませんでした。昨夏、報道の指摘をふまえて台湾当局に確認をしたところ、私の台湾籍が残っている事が判明しました。当時、私の記憶によって説明があやふやになってしまったこと申し訳ありません。
17歳で日本国籍を取得して以降、旧国籍法、改正国籍法の中身、私のとった経過措置について、戸籍法に関し私が強く学び、確認、行動をとらなかったことを深く反省しています。自分の不確かな記憶で説明をしてしまったことも謝罪します。
台湾籍が残っていたことを確認後に速やかに離脱手続を行い、昨年(2016年)9/23に台湾から9/13付けの国籍喪失許可証書を受領しました。これをもって、戸籍法106条による外国国籍喪失届の手続きを行ったところ、10/7にこの届出が不受理となったことから、法務省の説明を踏まえ、同日に国籍法14条2項に則り、外国籍を放棄する「選択の宣言」を行いました。選択宣言の日付は10/7です(民進党HP)
最大の疑問 蓮舫氏が選択宣言したと言った10月7日の後も、台湾政府の戸籍サイトに「謝蓮舫」のIDが存在していた
蓮舫氏が都知事選挙に出馬すると表明し、また二重国籍が話題になっているが、問題は二重国籍ではなく、それを隠して(経歴詐称で)参議院選挙に出たこと、そしてそれを追及されると逃げ回ったことだ。
民進党の蓮舫代表は2017年7月18日に臨時記者会見を開いて初めて戸籍謄本を見せたが、そこには国籍選択の日付が「2016年10月7日」と書かれていた。つまり「1985年に帰化した」という選挙公報に書いた経歴は◯で、30年以上も二重国籍(国籍法違反)だったわけだ。さらに問題は、彼女の提出した台湾政府の「国籍喪失許可証書」である(池田信夫氏ブログより)一部伏せ字にしました
この日付は「2016年9月13日」になっている。蓮舫事務所が日本の台湾代表処(大使館に当たる)に申請したのは9月6日だったので、わずか1週間で国籍喪失が許可されたことになるが、同年12月17日まで台湾政府の戸籍サイト(日本から見られる)には「謝蓮舫」のID「1S00124784」が存在し、「外交部が審査中」となっていた。
9月13日に喪失したはずの戸籍が、なぜ12月17日まで台湾政府にあったのか。これについて今に至るも蓮舫氏の論理的な説明はない(池田信夫氏のブログより)一部伏せ字にしました
二重国籍問題が発覚時、あの鳩山由紀夫氏も「正直ではない」
2017/7/22 これについて鳩山由紀夫元首相は産経新聞紙上でこう話した。「民進党の蓮舫代表も、台湾籍と日本国籍の『二重国籍』問題で最初にウソをついてしまいました。事実が分かると、ウソを糊塗し、ウソを繰り返さなければならなくなる。蓮舫氏は二重国籍状態を『知らなかった』とおっしゃっていましたが、政治家になる前の言動(『私は台湾籍』などと語ったインタビュー記事)をみると、どうも正直ではないですね」(産経新聞)
・この証明は簡単で、蓮舫氏が自身の戸籍謄本を公開すればいいだけの話。しかし、蓮舫氏はこの話を差別だとすり替え、今も公開していない。
小野田紀美議員はすぐに公開した。蓮舫氏が公開できないのはなぜなのか?やましいことがなければ今すぐにでも公開できるはずだ(TNW)
二重国籍解消の自民・小野田紀美氏が蓮舫氏を猛批判 「ルーツや差別の話なんか誰もしていない」「合法か違法かの話です」
民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題で、蓮舫氏が公的書類公開を表明しながら戸籍謄本公開に難色を示していることを受け、自民党の小野田紀美参院議員が自身のツイッターで「国籍法に違反していないことを証明できるのは、国籍の選択日が記載されている戸籍謄本のみです。ルーツや差別の話なんか誰もしていない」などと立て続けに批判した。
小野田氏自身も昨年10月、米国との「二重国籍」状態だったことが発覚し、その後手続きをとって今年5月に正式に解消した。自身のフェイスブック上で戸籍謄本や米国籍の喪失証明書を公開している。
小野田氏は、蓮舫氏が13日の記者会見で公的書類を公開すると表明したことを受け、翌14日に国籍に関するツイートを相次いで投稿した。蓮舫氏を名指しせずに「国籍法14条の義務である日本国籍の選択を行ったかどうかは戸籍謄本にしか記載されません」と紹介し、戸籍謄本を公開する必要性を説いた(産経新聞)