トランプ大統領 ソマリアでISの拠点を空爆 メンバー殺害と発表
2月1日
トランプ大統領は1日、東アフリカ・ソマリアの山間部にあるIS(イスラミックステート)の拠点をアメリカ軍が空爆し、メンバーを殺害したと発表した。
トランプ大統領はSNSへの投稿で、「本日朝、アメリカ軍に対し、ソマリアに潜伏するISの作戦立案を担う幹部とその他のテロリストに対し、精密な空爆を行うよう命じた」と述べた。さらに、「これらの殺人者は洞穴に隠れながらアメリカおよび同盟国に脅威をもたらしていた。今回の攻撃により、洞穴は破壊され、民間人の犠牲者を出すことなく、テロリストを排除した」と強調した。
また、トランプ大統領はバイデン前政権の対応を批判し、「アメリカ軍は何年もこの幹部を標的にしていたが、バイデン氏とその取り巻きは迅速な対応を怠った」と指摘した。その上で、「ISおよびアメリカを攻撃しようとするすべての者へのメッセージは明確である。必ず見つけ出し、必ず殺害する!」と断言した。
ヘグセス国防長官も声明を発表し、ソマリア政府と連携しながらアメリカ軍がソマリア北部の山岳地帯に対し空爆を実施したことを明らかにした。そして、「こうした作戦は、トランプ大統領の指揮のもと、国境を防御する過程においても継続して実行される」と述べた。
米軍、ISISソマリアを標的に空爆を実施
ソマリア連邦政府と連携し、米アフリカ司令部は2025年2月1日、ISISソマリアに対する空爆を実施した。
U.S. Forces Conduct Strike Targeting ISIS-Somalia
In coordination with the Federal Government of Somalia, U.S. Africa Command conducted airstrikes against ISIS-Somalia on Feb. 1, 2025.https://t.co/4zg8XnMIw9 pic.twitter.com/ntgiwiHR50
— U.S. Africa Command (AFRICOM) (@USAfricaCommand) February 1, 2025

「今朝、私はソマリアでISISの攻撃計画を指揮していた幹部と、彼が勧誘し率いていた他のテロリストに対する精密な軍事空爆を命じた。これらの殺人者は洞穴に隠れており、アメリカと同盟国を脅かしていた。空爆は彼らの隠れ家である洞穴を破壊し、多くのテロリストを殺害したが、民間人には一切被害を与えなかった。
我々の軍はこのISISの攻撃計画者を何年も標的にしてきたが、バイデンとその取り巻きは迅速に行動せず、任務を遂行できなかった。しかし、私はやり遂げた! アメリカ人を攻撃しようとするISISやその他の敵に対するメッセージは、『我々はお前たちを見つけ出し、お前たちを殺す』ということだ。」
This morning I ordered precision Military air strikes on the Senior ISIS Attack Planner and other terrorists he recruited and led in Somalia. These killers, who we found hiding in caves, threatened the United States and our Allies. The strikes destroyed the caves they live in,…
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) February 1, 2025

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