トランプ大統領は「貿易赤字が改善しない限り、その国への関税は撤廃しない」と述べた
4月7日
アメリカは長年にわたって日本との貿易で赤字を抱えている。2024年時点のデータによれば、対日貿易赤字は年間でおよそ600億~700億ドル規模に達しており、その主な要因は自動車および自動車部品、電子機器、機械類などの輸入超過である。アメリカは日本から多くの製品を輸入している一方で、日本への輸出額はそれに比べて少ないため、恒常的な赤字が生じている。
このような貿易構造に対し、トランプ大統領は「不公平な貿易」の結果であると繰り返し批判してきた。彼は自国の貿易赤字を是正する手段として関税政策を重視しており、「我々がどこかの国と貿易赤字を抱えている限り、その国への関税は撤廃しない」と強調している。こうした主張の背景には、アメリカの雇用と産業の再建を優先するトランプ政権の「アメリカ・ファースト」方針がある。
「我々は貿易赤字を解決しなければならない…その問題を解決しない限り、合意するつもりはない。」
.@POTUS on tariffs: “We have to solve our trade deficit … Unless we solve that problem, I’m not going to make a deal.” pic.twitter.com/8gCIegDvxg
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) April 6, 2025

我々には数十億ドル、あるいは国によってはそれ以上の貿易赤字がある。中国に至っては、その額は1兆ドル規模に達している。これを解決しなければならない。中国との貿易赤字は年間で数千億ドルにも上り、この問題を解決しない限り、私はいかなる取引もしない。
私は中国と取引する意思はあるが、中国側も自分たちの黒字を解消しなければならない。我々には途方もない赤字があり、中国は年間1兆ドル規模の黒字を持っていると見ている。これは持続可能ではない。
私は以前この問題に取り組まなければならなかった。なぜなら他の大統領は誰もこの問題に取り組まなかったからだ。我々は不正な選挙があったが、私はそれでも取り組んだ。今、中国市場は大きな打撃を受けている。なぜなら誰もが我々が正しいと知っているからだ。
中国が我々に対して黒字を持っている以上、彼らは関税を支払わなければならない。1兆ドル規模の話をしているのだから、これは無視できない。我々は1兆ドルを失うわけにはいかない。

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