米ロ首脳が電話会談、トランプ氏「停戦に向けた交渉を直ちに開始」
5月21日
ロイターによると、トランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領との2時間にわたる通話を終え、会談は非常に良好だったと述べた。ロシアとウクライナは直ちに停戦と戦争終結に向けた交渉を開始する予定であり、その条件は両国当事者のみが知る詳細に基づいて決定されるという。
ロシアは戦後、米国との大規模な貿易を望んでおり、トランプ大統領もこれに賛同。ロシアには無限の経済的潜在力があり、ウクライナも再建過程で貿易の恩恵を受ける可能性がある。トランプ大統領はこの交渉開始をゼレンスキー大統領、EUのフォン・デア・ライエン委員長、マクロン仏大統領、メローニ伊首相、メルツ独首相、スタブ芬大統領に通告。バチカンも交渉の開催に意欲を示している。
トランプ大統領声明
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) May 19, 2025
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との2時間の通話を終えたばかりだ。非常に良い話し合いができたと思う。ロシアとウクライナは、即座に停戦、そして何よりも戦争終結に向けた交渉を開始することになる。
その条件は、当然ながら両当事者間で交渉される。なぜなら、交渉の詳細を最もよく知るのは彼らだからだ。会話のトーンと雰囲気は非常に良好だった。不調であれば、後でではなく今この場でそう言うところだ。戦争という壊滅的な「流血」状態が終わった後、ロシアは米国との大規模な貿易を望んでおり、私もそれに賛成だ。
ロシアには膨大な雇用と富を生み出す絶大な可能性がある。その潜在力は無限大だ。同様に、ウクライナも国の再建過程で貿易による大きな恩恵を受けることができる。ロシアとウクライナの交渉は直ちに始まることになっており、私はこのことをウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、イタリアのジョルジャ・メローニ首相、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相、フィンランドのアレクサンデル・スタブ大統領に、プーチン大統領との通話直後に伝えた。
ローマ教皇を通じてバチカンは、交渉の開催地として非常に関心を示している。さあ、このプロセスを始めようではないか!