トランプ大統領、ハーバード大学を激しく非難「自分たちの賢さを誇示して赤っ恥をかいている」
5月29日
TGPによると、ドナルド・トランプ大統領は27日、ハーバード大学に対する姿勢をあらためて厳しく批判し、留学生優遇や教育レベルの低下、反米的な傾向に対して「この国に対する侮辱だ」と強い言葉で断じた。
トランプ政権は先月、ハーバードに対する30億ドル(4380億円)の研究助成金と6000万ドルの契約を凍結。さらに国土安全保障省は、留学生ビザの発給停止を通告した。背景には、同大学がDEIを名目にした差別的慣行や中国共産党との協力関係に対する疑念があるとされる。
大統領は記者団に対し、「ハーバードはこれまでに50億ドルもの資金を受け取り、520億ドルの基金を抱えている。アメリカ国民の税金が使われているのに、その見返りはない」と指摘。「その金は職業訓練校に回すべきだ。インディアナやアイオワのような健全な州に再分配すれば、世界最高の職業教育が提供できる」と語った。
加えて、同大学の学生の31%が外国籍であることに言及し、「ハーバードの学生の約31%が外国籍で、しかもその中には“過激な連中”もいる」「入学できないアメリカ人が多数いるのに、どうしてこんなに外国人を優遇するのか」と不満を表明。「問題のある地域から来る学生もおり、安全保障上の懸念もある」と述べ、今後は15%程度に制限すべきとの考えを示した。
また、ハーバードが代数レベルの「補習数学コース」の導入を決定したことについても、「どうしてそんな基礎すらできない人間がハーバードに入れるのか? そんなことを誇らしげに発表して、名門校とは言えない」と嘲笑。コロンビア大学が政府との協議に応じたのに対し、「ハーバードは戦う姿勢を崩さず、自分たちの“賢さ”を誇示しようとして、結果的に完全に打ちのめされている」と痛烈に批判した。
トランプ大統領は最後に、「俺はハーバードに再び偉大な大学になってほしいが、彼ら自身がその道を拒んでいる」と語り、政権としての強硬姿勢を継続する考えを明確にした。
「叩きのめされ、赤っ恥をかいているのはあいつらのほうだ。」トランプ大統領がハーバードを猛批判。
“They’re getting their a** kicked.”
President Trump goes off on Harvard.
“Harvard is treating our country with great disrespect. All they’re doing is getting in deeper, and deeper, and deeper… I want Harvard to do well, I want Harvard to be great again.”
“How can it be… pic.twitter.com/dnkm8hOaN0
— Charlie Kirk (@charliekirk11) May 28, 2025
「ハーバードはこの国に対して、ひどく無礼な態度を取っている。ただただ自分たちで泥沼にはまり続けている……私はハーバードにうまくやってほしいし、“再び偉大な大学”になってほしいと思ってるよ。」
「だが、どうして“偉大”でいられる? 2週間前に「補習数学」を教えるって発表したんだぞ? 基本的な数学もできない連中が、どうやってハーバードに入れたんだ?」
「私が一番したくないのは、ハーバードを傷つけることだ。だが、連中は自分で自分を傷つけてる。連中は戦ってる。コロンビア(大学)もひどかったが……今は解決に向けて協力してるから、あの熱い椅子(非難の的)からは降りた。だがハーバードは戦いたがってる。自分たちがいかに賢いかを見せつけたいんだろうが、ケツを蹴られてるのは連中のほうだ。」