脱炭素に大逆風 豪州最大のグリーン水素計画中止、丸紅や関電、岩谷も撤退
7月3日
Couriemail、Theeaustralian、日経新聞によると、豪州最大のグリーン水素事業が中止された。同事業は2031年までに日量800トンの水素を生産する計画であったが、コスト増加や投資家の撤退、資金支援拒否が重なり、実現困難と判断された。
関西電力や丸紅、岩谷産業など日本企業も参加していたが離脱し、クイーンズランド州新政権も16億ドルの支援を停止した。これにより、12.5億ドル規模のプロジェクトは頓挫した。
豪州全体でも約1,000億ドル分のグリーン水素計画が停滞しており、高コスト構造やインフラ整備の遅れが課題として浮き彫りになった。専門家は、脱炭素政策と市場の現実の乖離が原因であり、産業界と政府の協調不足が今後の再生可能エネルギー推進の障害になると警告している。
再エネ大国への転換を掲げる豪州でも計画が暗礁に乗り上げたことは、世界の脱炭素へのさらなる逆風となる。

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