武見敬三氏、志村けんさんの銅像を使い選挙アピール　しかも「呼び捨て」で批判殺到（動画）

武見敬三氏、志村けんさんを使い選挙アピール　「呼び捨て」「利用するな」と批判殺到

7月5日

参院選に立候補している前厚生労働副大臣の武見敬三氏（自民党）が、自身のX（旧Twitter）で投稿した内容が波紋を呼んでいる。

問題の投稿は、東京都東村山市の東村山駅前に設置された、同市名誉市民である故・志村けんさんの銅像の前で撮影されたもので、「木原誠二衆議院議員・党選対本部長から応援メッセージをいただきました」とし、武見氏の選挙活動の一環として紹介されていた。木原氏はこの場で「医療を守る武見敬三」と発言し、武見氏の実績を強調していた。

しかし、ネット上ではこの投稿に対し強い批判の声が上がった。とくに問題視されたのは、故人となった志村けんさんの像を選挙活動の場に利用したこと、さらには文中で「志村けん」と呼び捨てにした点である。

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Xでは、
• 「志村けんさんをまた利用するのですか？」
• 「志村けん“さん”だろ！呼び捨てはありえない」
• 「姑息な印象操作に志村けんさんを使わないでください」
• 「志村けんさんも泣いてるよ！」

といった怒りの投稿が相次いだ。

志村けんさんは、2020年に新型コロナウイルス感染症に罹患し、亡くなっている。医療政策を訴える文脈とはいえ、その象徴として銅像を背景に選挙活動を行ったことに対して、「死者を政治利用するな」という批判が強まっている。武見氏や自民党側からは、現時点でこの件に関する謝罪や説明は出されていない。

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東村山駅前東村山市名誉市民 #志村けんの像前にて
木原誠二衆議院議員・党選対本部長から応援メッセージをいただきました。今日は早朝から本当にありがとうございました。#たけみ敬三 #参議院議員選挙2025 #安心して年を重ねる #島でも多摩でも23区でも #東村山 #木原誠二 pic.twitter.com/uYlhfUvH6Z

— 武見敬三（自民党公認参議院議員候補・東京選挙区） (@TakemiKeizo) July 4, 2025