元駐日米大使ラーム・エマニュエル、突如として“LGBT急進政策”に疑問符 過去の内政干渉に矛盾も
7月24日
バイデン政権下で駐日大使を務め、LGBT法制を日本に強く推進したことで物議を醸したラーム・エマニュエル氏が、米国内でのインタビューで急進的LGBT政策に対する疑問を投げかける発言を行った。
エマニュエル氏はメーガン・ケリーのインタビューで、「男子が女子スポーツに参加すべきか?」との問いに即答で「ノー」と否定。さらに、「18歳未満の子供が思春期ブロッカーや異性ホルモンを使用すべきか?」と問われ、「それは家族が決めることであり、公の場が介入すべきでない」としつつ、「18歳未満の子どもにはその判断を下すだけの成熟性がない」と明言した。
また、ミネソタ州のティム・ワルツ知事の方針――親が性自認を支持しない場合、州が親権を奪って子どもの性転換を認める政策――については「それには反対だ」と述べ、公共が家族に代わって介入するべきではないとの立場を示した。
特にスポーツ分野に関しては、「私には息子と娘がいるが、身体的に明確に異なる。だから男子が女子競技に出るべきでないのは当然」とし、「民主党の多くが選挙後にこの点で沈黙し、批判を恐れて主張を変えてしまった」と党内の風潮にも苦言を呈した。
さらに、「男が“女になれる”か?」との質問には「ノー」と明確に否定。「もっと多くの民主党員が素直にそう言えばよいのに」と語った。
エマニュエル氏はバイデン政権のもとで、LGBT理解増進法を事実上日本に押しつける形で成立に尽力し、自民党内のリベラル勢力を後押ししてきた。今回の発言は、そうした過去の“内政干渉”と矛盾するものとして波紋を広げる可能性がある。
メーガン・ケリー「男が女になれると思いますか?」
ラーム・エマニュエル「いや、なれない」
メーガン・ケリー「こんなの簡単なことじゃない!なぜあなたの政党の人たちは、そうはっきり言えないの?」
Megyn Kelly: “Can a man become a woman?”
Rahm Emanuel: “No.”@megynkelly: “That’s so easy! Why don’t more people in your party just say that?”@RahmEmanuel: “Because I’m now going to go into a witness protection plan.” pic.twitter.com/r0WUg43ULq
— Steve McGuire (@sfmcguire79) July 21, 2025